「野球をやめそうになった」元西武ギャレットが日本での苦悩を明かす 元西武のリード・ギャレット投手が、日本での苦悩を明かし…
「野球をやめそうになった」元西武ギャレットが日本での苦悩を明かす
元西武のリード・ギャレット投手が、日本での苦悩を明かしている。米地元メディア「Baltimore Banner」では、日本でのプロ野球生活を紹介し「家族と離れて何か月も過ごした後、野球をやめそうになった。そんな彼が再び自分の道を見つけることができたのは、一冊の緑のノートのおかげだった」と胸中を明かしている。
ギャレットは2020年に西武に入団して、通算110試合で2セーブ、33ホールドをマークした。現在はオリオールズ傘下所属で、メジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加している。そんな右腕を支えているのは家族の存在だった。
日本では当初、マウンドで大苦戦していたが、それは野球だけの問題ではなかった。異国で妻や息子と離れての生活、グラウンドで急激に楽しめなくなったことなど、すべてのことが問題だった。1歳半の息子と一緒に過ごせたのは3か月だけ。夢を追って地球の反対側に来たものの、代理人に「いつまでこんなことが続けれられるかわからない」と伝えたこともあった。
日本行きはチャンスだが、野球を「続けるべきなのか」苦渋の選択
「すごくダークなところまで落ちたよ。このまま進み続けるか、そこから抜け出すために何かを変えるか、どっちかだった」と“引退”まで頭をよぎったとギャレットは振り返る。
悩んでいたとき、ツイッターで、レンジャーズ傘下時代の知り合いだったストレングスコーチのジョサイア・イゴノ氏が、パフォーマンス心理学のコンサルタントになっていたことを知った。すぐに連絡をとった。イゴノからの電話のおかげで、新たな心構えで臨めるようになったという。
「グラウンドに行かなくてはならないのではなく、グラウンドに行きたいと思うこと」が重要な違いで、トンネルの終わりには光があることに気づいた。そこにたどり着くには辛抱強くなる必要があり、毎日ノートに目標などを書き込むことも必要だった。イゴノに勧められて、緑のノートに書くようになった日誌が、彼の今助けている。
今の目標は「オリオールズのリリーフの一員となること」だ。「僕はまだ上を目指しているんだ。30歳だから、決して若くはないけどね」と話す。日本では孤独とも戦ったが、今年のキャンプ地サラソタでは、妻と2人の子どもと一緒に滞在した。日本では暗い時期もあったが、彼は今、光を手にしている。(Full-Count編集部)