森保一監督率いる第2次森保ジャパンにあって、ディフェンスリーダーの風格が出てきたのが板倉滉だ。「特に今日は自分より若い…
森保一監督率いる第2次森保ジャパンにあって、ディフェンスリーダーの風格が出てきたのが板倉滉だ。
「特に今日は自分より若い選手が出て、それこそ初めての選手も多かったので。そういった意味で声をかけながら引っ張っていかなきゃいけないと思ったし、ただ本当に堂々とプレーしてくれてたので。これが次の試合も大事になってくるし。続けることが大事だと思うので。自分としては、常に中心でやっていきたいなと思います」
その板倉が最終ラインから守備を支えた日本代表は、国立競技場で南米の強豪ウルグアイと対戦。失点を「1」に抑え、西村拓真のファーストタッチゴールで追いついての1-1のドロー決着となった。そんな試合を振り返る板倉は、この試合で出た課題を今後、修正していければと話す。
「新しいことにトライしてますし、今回が初めてのところもありますし、なかなか簡単には行かなったですし。いろいろ課題の残る試合でしたが、それは当然のことだと思う。これからまたいろいろ修正しながらできるかなと思います」
また、守備については、「失点部分もあの1本やられたっていうところ。それ以外はそこまでのピンチは正直なかったと思う」と、レアル・マドリードに所属するバルベルデがゴールネットを揺らした場面以外での手応えを口にする一方で、「ただもうちょっと前に勝負できたなというシーンもたくさんあるし。1対1の個人のところの勝負。そういうところの勝率というのはもっと上げていかないといけないと思います」と課題も口にした。
■「続けることが大事」
この試合に関しては吉田麻也や冨安健洋といった実績のある選手を欠いており、不安視される部分も少なからずあった。しかし、だからこそチャンスをもらった選手たちによるスタメン争いの激化が、チームのクオリティを上げるのではないかと前向きだった。
「自分が出るという気持ちでやってますし、特に今日そこを意識することはなかったですけど、常に中心で、スタメンであり続けたいという思いは僕もそうだし、今日初めて出た選手もそうだと思うので。そこのチーム内競争っていうところは激しくなってくるし、そこの競争をやりつつ、チームとしてまた、クオリティを上げていければなと思います」
そして、「本当にスタートからね、集中してやってくれてたので。そこの心配は正直何もない」若きチームメイトへの信頼を口にしたうえで、「たださっきも言ったように、続けることが大事で。これを継続していくことが大事だと思うので。ただ、スタートの1試合に過ぎないので。また、ここからみんなでコミュケーションを取りながらやっていけたら」と、気持ちを引き締めた。
3月28日に大阪で行われるコロンビア代表戦では、さらにいい準備を期待したい。
【江藤高志】
えとう・たかし/大分県中津市出身。IT系出版社で雑誌や書籍などを編集していた1999年に、パラグアイで行われたコパ・アメリカを観戦。これを機にサッカーライターに転身した。当初は故郷のJ2クラブ、大分トリニータを取材。石崎信弘監督との縁もあり、2001年途中から川崎フロンターレの取材を開始した。15年から『川崎フットボールアディクト』を創刊し、編集長として運営。今に至る。