(C)Getty Images 侍ジャパンは20日(日本時間21日)に行われたWBC準決勝(マイアミ・ローンデポパーク)…

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 侍ジャパンは20日(日本時間21日)に行われたWBC準決勝(マイアミ・ローンデポパーク)のメキシコ戦に6ー5のサヨナラ勝ち。9回に村上宗隆(23)のサヨナラタイムリーが飛び出し、2009年の第2回大会以来、3大会ぶりの決勝進出を決めた。投打にわたって活躍している大谷翔平(28)はアメリカとぶつかる決勝戦登板への強い決意を明かした。

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 夢への扉をこじ開けたのはやはりこの男だった。1点を追う9回、先頭の大谷は相手守護神ガエゴスの初球を捉えると、二塁打をマーク。ヘルメットを飛ばして激走。二塁へ到達すると、味方ベンチに向かって、「お前たちも続け!」と言わんばかりに大きく腕を振って猛アピール。続く吉田は四球を選び、無死一、二塁。迎えたバッターはここまで打撃不振に悩んできた村上だった。思い切って振りぬくと打球は中堅左の1番深いゾーンへ、大事な場面で決めた村上は喜びを爆発させた。

 試合後、大谷は不振の村上をねぎらうことを忘れなかった。「本当に苦しかったと思う。ただ人一倍バットも振っていたので、必ず打ってくれると思っていた」と変わらぬ信頼を明かした。折に触れアドバイスを送るなど気にかけていた弟分が大舞台でしっかり仕事を果たしたことを喜んだ。

 そして迎える、アメリカ代表との決勝戦。僅差になれば、自身の救援登板も予想されている。この点に関して大谷は試合後のインタビューで聞かれると、「そうですね」と前向きに受け止めつつ「源田(壮亮)さんもそうですし、誰もが身を粉にしてチームのために頑張ってくれている。全力で準備したいと思いますし、まずはそういう展開に持ち込むのが大事と思うので1打席目からしっかり準備をして臨みたい」とコメント。

 打席でしっかりパフォーマンスを残してから、「投手・大谷」としての登板に強い意欲を示したのだ。

 今大会通じて、ベンチでも率先して声を張り上げ、チームの士気を高めてきた大谷。目指す世界一まで勝利はあと1つ。決勝戦で二刀流の真骨頂を期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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