■茨城…

■茨城ロボッツvs広島ドラゴンフライズ(@アダストリアみとアリーナ)

GAME1:3月18日15時5分、GAME2:3月19日15時5分

仙台89ERSと対戦した前節の茨城ロボッツは、第1クォーターで18-6と先手を取りながら、第2クォーターは逆に10得点に封じられて同点で折り返し、その後は接戦の展開。第4クォーターの相手ヘッドコーチの連続テクニカルファウルで得たフリースローをきっかけに、山口颯斗の連続得点などでリードし、最後は逃げきりに成功した。順位を争う直接対決で前回対戦のリベンジを果たし、3ゲーム差に引き離したことは大きい。

対するは西地区3位、ワイルドカード1位でチャンピオンシップ出場圏内の広島ドラゴンフライズ。前節は京都ハンナリーズとハイスコアの熱戦を演じ、今シーズン3度目の100点ゲームで勝利を収めた。Bリーグデビュー2戦目となったカイ・ソットは20得点8リバウンドの活躍で、特に4本のオフェンスリバウンドが効果的。CS進出がかかる終盤戦で下位への取りこぼしは大きく響くだけに、ソットの働きは貴重だった。

広島は、次節の相手が2ゲーム差で同地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。重要な一戦を前に、今節も落とすことはできない。ただし、オフェンス力の高い対戦相手が多かったとはいえ、中断期間に入る前から失点の多い試合が続いており、前節も今シーズン4番目に多い95失点を喫した。今節はまず茨城のトランジションオフェンスを防ぎ、スローダウンさせることが第一。ハーフコートの攻防に持ちこめば、ディフェンスでもソットの高さが活きてくるはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ

・広島(HC:カイル・ミリング)

寺嶋良

朝山正悟

辻直人

アイザイア・マーフィー

船生誠也

ケリー・ブラックシアー・ジュニア

上澤俊喜

カイ・ソット

中村拓人

ドウェイン・エバンス

佐土原遼

ニック・メイヨ