女子プロゴルフの国内開幕戦「第36回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が5日、最終ラウンド(沖縄県・琉球GC/6560ヤード、パー72)を迎え、申ジエ(韓国)が通算10アンダーで優勝した。◆【実際の映像】申ジエ、18番で決めたバ…

女子プロゴルフの国内開幕戦「第36回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が5日、最終ラウンド(沖縄県・琉球GC/6560ヤード、パー72)を迎え、申ジエ(韓国)が通算10アンダーで優勝した。

◆【実際の映像】申ジエ、18番で決めたバーディーパット 国内通算27勝目を決めた瞬間

■我慢のゴルフでしのぎ切る

2位と2打差をつけてスタートした申だが、1番、6番とボギーが先行し、我慢の時間が続く。一時は上田桃子、稲見萌寧に並ばれ、3人が首位タイの展開に。

流れが変わったのが7番パー5、下りのデリケートなラインをねじ込み、今日最初のバーディ。9番でもバーディを奪い、前半はイーブンでバック9へ。

インに入っても我慢のゴルフが続く。15番ではティーショットが木に当たり、戻ってしまうトラブル。木の下を通してのセカンドはグリーンを大きくオーバー。アプローチも寄せ切れずだったが、長いパーパットを読み切り、パーセーブに成功。その後もパーセーブを続けてしのぎ切り、最終18番はバーディフィニッシュで決めた。

2021年の大東建託・いい部屋ネットレディス以来、2年振りの国内通算27勝目、永久シード獲得まであと3勝と迫った。

優勝コメントでは、「久しぶりの表彰式だからちょっとドキドキします。このいい天気の中で、多くのギャラリーさんの応援をもらって、“一人じゃない感じ”がして、最後まで頑張ることができました」と話した。

3打差の通算7アンダー2位タイに上田桃子、稲見萌寧、通算6アンダー4位に藤田さいき、通算5アンダー5位にささきしょうこが入った。

◆【実際の映像】申ジエ、18番で決めたバーディーパット 国内通算27勝目を決めた瞬間

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文●河野道久

#ダイキンオーキッドレディス🏆|#Round4

今シーズン最初のチャンピオンに輝いたのは #申ジエ

JLPGAツアー通算27勝目を、大観衆が見守る2023年開幕戦で挙げました👏🏆

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— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) March 5, 2023