2023年 2月18日(土)、「第4回 全日本ブレイキン選手権」が開催される国立代々木競技場 第二体育館にて、「Next Generations Games 2022」ヒップホップ・ダブルダッチジャンルの代替大会が開催された。昨年11月に開…
2023年 2月18日(土)、「第4回 全日本ブレイキン選手権」が開催される国立代々木競技場 第二体育館にて、「Next Generations Games 2022」ヒップホップ・ダブルダッチジャンルの代替大会が開催された。
昨年11月に開催される予定だった、U-15プレイヤー限定のバトルイベント「Next Generations Games」。
荒天のため中止になってしまったが、そんな同大会の代替として、第4回 全日本ブレイキン選手権と同時開催される形で決行された。
ヒップホップ
予選を勝ち上がり準決勝まで駒を進めた4名。
クランプの個性が光る Prince Sniper や、身体の小ささを感じさせないパッションを見せた琉歌をはじめ、流石は国内のU-15が揃い踏みする大会、気の抜けない激戦が続く。
そんななか決勝進出を果たしたのは HIMARI と 武蔵。
HIMARI
大胆かつ繊細に、シンプルかつ洗練されたムーブを見せるHIMARIに対し、武蔵は手数の多さで迎え撃つ。
技巧的に甲乙の付けがたいこの戦いは、審査員も審判を悩ませたという。
武蔵
勝敗の行方が分からないこの戦い、勝利したのはHIMARI。
ハンズアップで結果を知らされた瞬間の、頬に手を当てて喜ぶ、バトル時とは違う一面を見せるさまが印象的であった。
ダブルダッチ
一方のダブルダッチも猛者が揃い踏み。
ブレイキンとアクロバットを融合させ頭角を現し始めた YuN や、昨年11月に開催されたU-12バトルで優勝した ENMA と、こちらも誰が勝ちあがるか分からない混戦の様相を呈していた。
その混戦を勝ち抜き、決勝に駒を進めたのは関東を代表するキッズプレイヤー・SHUと、同じく関西を代表する SEISHIRO。
SHU
ダブルダッチ関係者、注目の一戦。
ブレイキンベースのSHUと、ヒップホップベースのSEISHIRO。2020年の同大会でも決勝戦で激突し、各地方をレペゼンする最高のライバル同士の“因縁の対決”——。
SEISHIRO
一進一退の攻防を潜り抜け、見事優勝に輝いたのはSHU!
試合後お互いを讃え合う姿に、ライバル同士の強い絆を感じた。
天候の影響を受け一度は開催中止を余儀なくされた本プロジェクトだが、関係者と選手の熱意で、何とかそのタスキが繋がった。
名前の通り、“新時代”を担うヒーローたちの活躍が楽しみだ。
なお、3月11日(土)には残りのジャンルとなるブレイキン(ブレイクダンス)の同代替大会が、渋谷区立北谷公園で開催される。
目覚ましい盛り上がりのブレイキンにおいて、U-15でナンバーワンを掴み取るのは果たして…。
大会結果
●ダブルダッチ
優 勝: SHU
準優勝: SEISHIRO
SHU(左)・SEISHIRO(右)
●ヒップホップ
優 勝: HIMARI
準優勝: 武蔵
武蔵(左)・HIMARI(右)
The post "新時代"のヒーローは誰だ?! Next Generations Games 2022 ヒップホップ&ダブルダッチ first appeared on FINEPLAY.