来日初完封で4勝目を挙げ、捕手井野と抱き合って喜ぶヤクルトのブキャナン=神宮【写真提供:共同通信社】 東京ヤクルトが5対0で北海道日本ハムに勝利。ブキャナンの快投と打線復調で4連勝を飾り、このカードの勝ち越しを決めた。 この日の先発は、東京…

来日初完封で4勝目を挙げ、捕手井野と抱き合って喜ぶヤクルトのブキャナン=神宮【写真提供:共同通信社】


 東京ヤクルトが5対0で北海道日本ハムに勝利。ブキャナンの快投と打線復調で4連勝を飾り、このカードの勝ち越しを決めた。

 この日の先発は、東京ヤクルトが今季3勝4敗、防御率2.48のブキャナン。対する北海道日本ハムは、同2勝4敗、防御率3.54のメンドーサ。助っ人外国人投手の投げ合いとなった。

 先制したのは3連勝中の東京ヤクルト。3回裏2死1、2塁の場面で、打撃不振に苦しむ3番・山田が低めのシュートをレフトスタンドへ8号3ラン。続く4回裏には、8番・大引の4号ソロが飛び出し、序盤で4点のリードを奪った。

 先発のブキャナンは、小さく動く持ち球を駆使し、北海道日本ハム打線からゴロの山を築いて反撃を許さず。打線は、7回裏に犠牲フライによる1点を加えて試合を決めた。最終的にブキャナンは9回まで一人で投げ切り、4安打1四球で無失点。計110球での来日初完投初完封勝利を挙げた。

 連敗となった北海道日本ハムは、先発メンドーサが2本のホームランを浴びて5回4失点と試合を作れず。打線も散発の4安打と流れを引き寄せることができなかった。