バルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(18)がラ・リーガに選手登録されることを発表した。 ガビはバルセロナのカンテラ育ち。18歳ながらすでにバルセロナで75試合に出場し3ゴール11アシストを記録。また、ルイス・エンリケ元監督に見初めら…

バルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(18)がラ・リーガに選手登録されることを発表した。

ガビはバルセロナのカンテラ育ち。18歳ながらすでにバルセロナで75試合に出場し3ゴール11アシストを記録。また、ルイス・エンリケ元監督に見初められ、スペイン代表デビューを果たすと、17試合に出場し3ゴールを記録していた。

カタール・ワールドカップ(W杯)でもチームを支える活躍を見せると、バルセロナは今冬にファーストチームの選手として登録しようと動いた。

しかし、慢性的な財政難を抱え、サラリーキャップに抵触するという理由でガビの登録をラ・リーガは拒否していた。

バルセロナ側は全ての要件を満たしたと判断したにも関わらず、ラ・リーガに拒否されたことで裁判所へと訴えていたという。

裁判所は、ラ・リーガの支配的な立場を認め、バルセロナの主張は正当性があると判決。冬の移籍ウインドーが閉じる前に選手登録ができないということは選手がフリーになることを意味し、とても深刻で回復不可能な損害をバルセロナに与えると判断したという。

すでに裁判所からの命令がラ・リーガに通達されており、バルセロナはガビがファーストチームの選手として登録されているとのことだ。