脇坂泰斗が悲鳴を上げる。「めちゃくちゃきついです。今日なんかもきつかったです」 現在のコンディションを振り返りつつ、今…
脇坂泰斗が悲鳴を上げる。
「めちゃくちゃきついです。今日なんかもきつかったです」
現在のコンディションを振り返りつつ、今日(1月28日)の練習のキツさにも言及する脇坂。川崎フロンターレの沖縄での二次合宿5日目は、対戦相手非公開の練習試合の翌日だった。
「本来ならゲームをやった次の日はリカバリーだったりするんですが」と話す脇坂ではあるが、「それはキャンプの醍醐味なので」と、フィジカル的に追い込むメニュー構成を受け入れていた。タフな毎日の中で感じているであろう疲労感をキャンプの醍醐味と言ってしまうところに脇坂のタフさが現れているが、それはスタッフの工夫も大きいという。
「スタッフの方も選手が楽しんでやれるようなメニューを考えてくれてますし、そこはもう、きついけど楽しめてます」
きついとは言えこの日は午前練習が中止。午後練習一本になっていた。その午後練習もセオリーで行けばごく軽めに終わるのだろうと考えたが、意外とガッツリ目に1時間半ほど実施されていた。31日には名古屋との練習試合が行われるが、意図的に疲れた状態を作っているのだろうなと考えた。
■鬼木監督「今日はちょっと落とした」と苦笑い
そんな練習の感想を鬼木達監督に求めたところ意外な答えが帰ってきた。
鬼木監督は、「いや、今日はちょっと落としたぐらいのつもりだったんですが(笑)」と苦笑い。「メニューもちょっと減らしたくらいで」との事で、そう言われてみるとたしかにメニューを一つ省くと選手たちに伝える声が聞こえてきていた。
「選手はガッツリと思ったかな?」と話す鬼木監督は「自分の中でちょっと落としました、明日からのために(笑)」と笑いながら練習場をあとにした。31日の名古屋戦に向け練習試合で出た課題を潰すメニューが組まれているのだろう。まさにそれがキャンプの醍醐味だ。
【江藤高志】
えとう・たかし/大分県中津市出身。IT系出版社で雑誌や書籍などを編集していた1999年に、パラグアイで行われたコパ・アメリカを観戦。これを機にサッカーライターに転身した。当初は故郷のJ2クラブ、大分トリニータを取材。石崎信弘監督との縁もあり、2001年途中から川崎フロンターレの取材を開始した。15年から『川崎フットボールアディクト』を創刊し、編集長として運営。今に至る。