テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)が第1シードのR・ナダル(スペイン)を6-4, 6-4, 7-5のストレートで…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク65位のM・マクドナルド(アメリカ)が第1シードのR・ナダル(スペイン)を6-4, 6-4, 7-5のストレートで破り、2021年以来2年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。
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雨天による悪天候のため屋根が閉じられたセンターコート ロッドレーバーアリーナで行われたこの試合、マクドナルドは序盤からナダルを押し込むと第1ゲームで幸先良くブレークに成功。第5ゲームでもブレークし4-1とリードを広げる。その後1度ブレークを返されるもゲームカウント5-4とした第10ゲームでサービスキープし第1セットを先取した。
第2セットでも主導権を渡さなかったマクドナルドは、第1ゲームで再びブレーク。第4ゲームでブレークバックされ一時はナダルに流れが傾くも、第7ゲームで2度目となるブレークに成功し突き放す。そして第8ゲーム、ナダルがボールを追いかけた際に左股関節付近を痛め、同ゲーム終了後メディカルタイムアウトを要求し治療する。
いったんコートから離れ治療したナダルに対し、マクドナルドも攻勢を強め、ブレークを許さず第2セットも獲得する。
第3セット、サーブスピードも上がらずネット際のボールも満足に追うことのできないナダルを相手にマクドナルドも攻めあぐね、互いにサービスゲームのキープを続け終盤に。迎えた第11ゲームでこのセット初のブレークに成功し6-5とサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。これを落ち着いてキープしたマクドナルドが昨年王者である世界ランク2位のナダルを下し3回戦進出を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマクドナルドのオンコートインタビューのコメントが掲載された。
「試合の入り方にはとても満足している。サーブもリターンも良かったし、いいプレーができたと思うよ。(ナダルの負傷後)あそこで精神的に少しとどまっているのは実際かなりきつかったけど、引き離す方法を見つけられたからうれしい。彼(ナダル)は信じられないようなチャンピオンなんだ。どんな状況でも決してあきらめない。あのようなトップ選手と試合をするのはいつもタフなこと」
「僕は自分のやっていることに集中しようとしていたんだけど、彼にリズムを狂わされたような感じだった。最終的に自分のことに集中し続けることができたからよかったよ」
勝利したマクドナルドは2021年以来2年ぶり2度目の3回戦進出。3回戦では第31シードの西岡良仁と世界ランク216位のD・スブルシナ(チェコ)のどちらかと対戦する。
敗れたナダルは2009年と2022年に続き3度目の全豪オープン制覇を狙っていたが、無念の敗退となった。
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