ヤクルト―楽天  2勝目を挙げ秋吉(右)からウイニングボールを受け取るヤクルト・由規=神宮【写真提供:共同通信社】 東京ヤクルトが3対2で東北楽天に勝利。交流戦2勝目を挙げた。  先発は、東京ヤクルトが約2週間ぶりとなる由規(今季1勝2敗、…

ヤクルト―楽天  2勝目を挙げ秋吉(右)からウイニングボールを受け取るヤクルト・由規=神宮【写真提供:共同通信社】


 東京ヤクルトが3対2で東北楽天に勝利。交流戦2勝目を挙げた。
 
 先発は、東京ヤクルトが約2週間ぶりとなる由規(今季1勝2敗、防御率3.38)、東北楽天は今季初登板の安樂という注目の投げ合い。先制したのは東京ヤクルト。1回裏、2死1塁の場面で4番・雄平がタイムリー2塁打を放って1点を奪った。
 
 先発の由規は、3つの四球でピンチを作った2回表を除けば、安定した投球で4回まで点を与えず。しかし5回裏、2つの四球でピンチを招くと、5番・ウィーラーにタイムリーを浴びて1点を失うが、その後は立ち直って7回を3安打1失点の好投を披露した。

 その間、打線も少ないチャンスの中で得点を奪い、4回裏にグリーンのタイムリー、6回にはグリーンが1号ソロで計6安打ながら3得点。8回にルーキがウィーラーにソロホームランを浴びて1点差に迫られる嫌な流れになったが、最後は守護神・秋吉が9回を締めて僅差のゲームをものにした。
 
 打線につながりを欠いた東北楽天は、連勝が3でストップ。しかし、先発の安樂が6回を5安打3失点と次に繋がる投球内容を見せた。