高校サッカー選手権初出場の日本体育大学柏高等学校(日体大柏)が、元日本代表FW工藤壮人さんとともに1回戦突破を果たした…
高校サッカー選手権初出場の日本体育大学柏高等学校(日体大柏)が、元日本代表FW工藤壮人さんとともに1回戦突破を果たした。
■ユニフォーム掲げ大舞台へ
高校男子サッカーの頂点を決める「第101回全国高等学校サッカー選手権大会」が12月28日に開幕。工藤さんの母校である初出場の日体大柏(千葉県)が同じく初出場の芦屋学園(兵庫県)と対戦し、3−1の勝利を収めた。
かつて工藤さんが在籍していた柏レイソルの公式ツイッターが日体大柏の1回戦前に2枚の画像を投稿。「母校の#日体大柏でトレーニングを続けていたクドーもこの試合を見守ってくれていることでしょう!素晴らしい試合を期待しています」とのコメントとともに、工藤さんの柏時代のユニフォームをベンチに掲げている様子や、日体大柏の選手たちが試合前に円陣を組んで拍手している姿を公開している。
この投稿には「勝つしかないですね」や「頑張れ日体大柏」などのコメントがあがった。そして、工藤さんが後押ししたかのように初の全国の舞台で日体大柏のイレブンは躍動し、初勝利を掴み取った。
■母校で練習も
工藤さんは柏の下部組織出身。ユース時代は日体大柏に通っていた。2009年に酒井宏樹らとともにトップチーム昇格を果たし、2015年にはアメリカ・メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍。2017年にサンフレッチェ広島へ移籍するが、2019年はレノファ山口FCに期限付き移籍となり、同クラブ退団後は海外クラブの練習に参加していた。
2020年12月にオーストラリアのブリスベン・ロアーに加入することになるが、その前に現役続行を念頭に日体大柏でトレーニングを積んでいた。テゲバジャーロ宮崎に在籍していた2022年10月21日、水頭症と診断され手術を行った後も容態が悪化し治療を続けていたが、入院先の病院で息を引き取った。
天国にいる工藤さんに捧げる勝利で1回戦を突破した日体大柏は、初出場で初優勝を狙う。