水曜日は中山競馬場でホープフルS(GI、芝2000m)が行われる。2017年に現行のGIレースへと昇格。勝ち馬には無敗の三冠馬コントレイルやこちらも無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアなどクラシック戦線で活躍する馬も多く、来年の3歳牡馬路線を占う意味でも重要な一戦だ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「穴馬データ」としてハーツコンチェルトを取り上げる。
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■クラブ馬と関連が深いホープフルS
痛恨の出遅れを喫した前走東スポ杯2歳S。スタートの不安を露呈した点は小回りの中山替わりへの不安を抱かせるものだった。テンにいけない脚質がネックの馬だが、この舞台であっても同馬を後押しするデータはある。
・クラブ馬→5年連続馬券内
昨年の勝ち馬キラーアビリティをはじめ、8人気3着ステイフーリッシュのような人気薄激走馬も該当。翌年のクラシック戦線を見据える有力馬が出走するメンバーにあってクラブ馬の強い勝負気配がうかがえるデータだ。
さきほどテンにいけない脚質について記したが、先日行われた有馬記念は道中10番手以下を進んだ馬が2.3着。最終レースに至っては道中10番手以下がワンツースリーと差し有利傾向は明らかだ。デビューから2戦連続で上がり最速かつ33秒台を使える切れ味がこの舞台で活きるシーンは想定しておきたい。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022ホープフルS-全頭分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。



















