今季はキャリア最多の120試合に出場して打率.301をマーク ソフトバンクの牧原大成内野手が23日、本拠地PayPayド…

今季はキャリア最多の120試合に出場して打率.301をマーク

 ソフトバンクの牧原大成内野手が23日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季から3500万円アップの年俸8000万円(金額は推定)で契約を更改した。倍増には届かなかったものの「毎年3割打ってるわけではないので、評価はしてもらったと思います」と納得のサインとなった。

 千賀滉大投手、甲斐拓也捕手と同じ2010年の育成ドラフト5位でソフトバンクに入団した牧原大。プロ12年目の今季は複数ポジションをこなせる“ジョーカー”として主力に定着し、キャリア最多の120試合に出場。初の規定打席にはあと2打席足りなかったものの、打率.301をマークした。来季からは今季で現役を引退した明石健志2軍打撃コーチの背番号「8」を継承することになっている。

 今季は序盤に代打の切り札としての起用もあり、規定打席にわずかに届かなかった。牧原大自身も「2打席足りない悔しい思いしたので、来年は開幕の頭から出られるようにやらないといけない」と意気込む。来季は中堅手一本で定位置を狙う。ジョーカーではなく、レギュラーとしてシーズンを戦い抜くつもりだ。(Full-Count編集部)