バイエルンがモナコにレンタル中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベル(26)の呼び戻しを真剣に検討しているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 バイエルンでは守護神でキャプテンを務めるドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、休暇中に右足を骨…
バイエルンがモナコにレンタル中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベル(26)の呼び戻しを真剣に検討しているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。
バイエルンでは守護神でキャプテンを務めるドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、休暇中に右足を骨折。今シーズン中の復帰が絶望的となる衝撃のニュースを受け取ることになった。
これを受け、クラブはGKのポジションの補強が急務となっている。
現在、チームでは元ドイツ代表GKスヴェン・ウルライヒ(34)がセカンドGKを務め格下との戦いであれば、十分に守護神の穴を埋められる。だが、ブンデスリーガでの上位対決やチャンピオンズリーグでの戦いにおいてはやや心もとない。
ただ、ノイアーとの契約が2024年まで残っている状況でワールドクラスのGK獲得は現実的ではなく、現時点でクラブはフリートランスファーか今季終了までのレンタルという場当たり的な補強を余儀なくされる。
そういった中、クラブはノイアーの後継者候補として2020年夏にシャルケから獲得し、昨夏から2年間モナコへ武者修行に出しているニューベルの呼び戻しを検討しているようだ。
クラブとニューベル本人はノイアーがバイエルンで現役を続ける限り復帰しないという点で合意しているが、今回の守護神の長期離脱を受けて一時的な復帰を選択する可能性は十分にあるという。
バイエルンとしては多くの制限がある中でノイアーの穴を埋める最適な一手を打て、且つ約半年というスパンでニューベルの後継者としての適性を見極めることができる。一方、ニューベルもこの半年間のパフォーマンス次第で来夏の早期帰還に繋げられる可能性もある。
ただ、復帰に向けての障害はレンタル契約解消のためモナコに支払う違約金。現時点で金額は不明だが、モナコが易々と交渉に応じる可能性は低く、それ相応の出費を余儀なくされるはずだ。