男子テニスの国別対抗戦デビスカップファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は大会5日目の26日、カナダvsイタリアの準決勝が行われ、カナダがイタリアを2勝1敗で破り、決勝進出を果たした。デビスカップファイナルズはグループステージを勝ち…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)は大会5日目の26日、カナダvsイタリアの準決勝が行われ、カナダがイタリアを2勝1敗で破り、決勝進出を果たした。
デビスカップファイナルズはグループステージを勝ち抜いた8チームが争うトーナメント形式の大会で、22日から27日にかけて開催。第1・第2試合はシングルス、第3試合はダブルスが行われる。
オーストラリアが待つ決勝戦進出をかけて争われたこの試合、第1戦ではD・シャポバロフ(カナダ)L・ソネゴ(イタリア)と対戦したものの、6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 4-6のフルセットで敗れた。
第2試合ではF・オジェ アリアシム(カナダ)L・ムセッティ(イタリア)が激突。オジェ アリアシムはこの試合、ファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、6-3, 6-4のストレートで撃破。カナダが1勝1敗とし、勝負はダブルスに委ねられた。
第3試合、オジェ アリアシム/ V・ポスピシル(カナダ)組はM・ベレッティーニ(イタリア)/ F・フォニーニ(イタリア)組が登場。オジェ アリアシム/ポスピシル組が第1セットをタイブレークの末に制し先行する。続く第2セットでは2度のブレークに成功し、7-6 (7-2), 7-5のストレートで勝利。カナダが2勝1敗で決勝進出を果たした。
デビスカップの公式サイトはシングルス2試合目に登場したオジェ アリアシムのコメントを掲載し「誰もがただ、明日カップを掲げるという大来な目標を明確に持っている」と語った。
また、カナダのキャプテンであるF・ダンチェビッチ(カナダ)は次のように語っている。
「決勝に進出することはいつだって素晴らしい気分だし、このチームを本当に信じている。優勝できるとも信じている。選手たちは最初のボールから最後のボールまで、心をこめてプレーしてくれた。ダブルスの選手たちは、この勝利のためにステップアップしてくれたよ」
イタリアは決勝でカナダと対戦する。
デビスカップファイナルズ準決勝の組合せ・結果は以下の通り。
【準決勝の組合せ・結果】
カナダ 2-1 イタリア
オーストラリア 2-1 クロアチア