ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 18日、男子シングルス準々決勝で宇田幸矢(明治大学/世界ランク26位)が、黄鎮廷(香港/同32位)をゲームカウント4-3で破り、準決勝に進出した。 2020年の全…

ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 18日、男子シングルス準々決勝で宇田幸矢(明治大学/世界ランク26位)が、黄鎮廷(香港/同32位)をゲームカウント4-3で破り、準決勝に進出した。

2020年の全日本王者が対するのは、現代で希少なペンホルダーグリップの黄。長らく香港の屋台骨を支える31歳だ。

第1ゲーム、宇田がサーブレシーブから黄を崩して11-3で先制。次のゲームも6-6まで競り、ここからしっかりフォアドライブを打ちきった宇田が続けて取る。

黄鎮廷 PHOTO:World Table Tennis、ITTF

3ゲーム目は3-7とリードされた後、宇田得意のチキータが火を噴いて逆転で奪うが、第4、5ゲームは黄のペンホルダー特有のうまいプレーで押し切られる。

6ゲーム目も4-11で取られるが、最終ゲームは宇田の速攻がさく裂。3ゲームのリードを追いつかれる苦しい展開で、何とか逃げ切った。

<ITTF-ATTUアジアカップ 男子シングルス準々決勝>
宇田幸矢 4-3 黄鎮廷(香港)
11-3/11-7/11-8/8-11/6-11/4-11/11-8