ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 18日、女子シングルス準々決勝で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が、杜凱琹(香港/同9位)をゲームカウント4-3で下し、準決勝に駒を進めた。 初戦を苦しみなが…

ITTF-ATTUアジアカップ2022<11月17~19日/タイ・バンコク> 18日、女子シングルス準々決勝で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が、杜凱琹(香港/同9位)をゲームカウント4-3で下し、準決勝に駒を進めた。

初戦を苦しみながらもフルゲームで勝利した、故障明けの早田。ベスト8での相手は2019年世界卓球8強の杜凱琹だ。

腕のケガで練習できない時期が長かったせいか、早田はラリーでのミスがやや目立つが、第1ゲームは切れ味の鋭いサーブレシーブで抜け出して先制する。

杜凱琹 PHOTO:World Table Tennis

だが2ゲーム目は前半で一気に0-6にされ、そのまま奪われる。必殺のフォアハンドが決まらない早田に対し、杜凱琹の緩急を付けた攻めの前に3、4ゲーム目も失う。

だがここから早田も反撃。まずは無理をせずボールを入れ、チャンスボールを待って強打する格好で第5、6ゲームを続けて奪う。

こうなれば流れは早田。最終ゲームも両ハンドを広角に放って大量リードを奪い、ゲームカウント1-3からの逆転勝ちを果たした。

<ITTF-ATTUアジアカップ 女子シングルス準々決勝>
早田ひな 4-3 杜凱琹(香港)
11-8/7-11/9-11/9-11/11-6/11-4/11-6