第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022 <11月17~19日> 17日、女子シングルス1回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が、ツォン・ジエン(シンガポール/同55位)をゲームカウント4-3で下して準々決勝に駒を進めた。 早田…

第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022 <11月17~19日>

17日、女子シングルス1回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が、ツォン・ジエン(シンガポール/同55位)をゲームカウント4-3で下して準々決勝に駒を進めた。

早田は腕の故障が長引き、2日のみの実戦練習で出場した先週末のTOP32で準優勝。完全復活を期す大会の初戦で、新生シンガポールのエース格・ツォンと対戦した。

守備力の高いツォンに対し、動いてフォア強打を放つ早田。出足は先に8-10とゲームポイントを握られるが、ミドル攻めから両サイドを突いた早田が4点連取で先取する。

ツォン・ジエン 写真:ITTF、WTT

2ゲーム目は流れに乗りかけた所でサーブミスが2つ出て落とし、次はフォアでよく攻めた早田が取り返すが、第4ゲームは7-4から6連続ポイントされてそのまま失う。

5ゲーム目も9-4からツォンのしぶといカウンターで5連続得点で並ばれ、早田が何とか押し切るが、次は7-7からロングサーブでエースを取られてその流れのまま落とす。

だが最終ゲームは早田がハイトスサーブや両サイドへの攻撃で大きく抜け出し、押し切った。ケガ明けの早田は苦しみながらも、地力を見せて勝ちきった。

<ITTF-ATTUアジアカップ 女子シングルス1回戦>
早田ひな 4-3 ツォン・ジエン(シンガポール)
12-10/8-11/11-4/9-11/12-10/7-11/11-3