男子テニスの21歳以下最終戦インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は11日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・レヘチカ(チェコ)が第7シードのD・ストリッカー(スイス)を4-1…

男子テニスの21歳以下最終戦インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は11日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・レヘチカ(チェコ)が第7シードのD・ストリッカー(スイス)を4-1, 4-3 (6-4), 2-4, 4-1で破り、大会初の決勝進出を果たした。
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21歳以下の最終戦は2017年から始まった大会で、これまでチョン・ヒョン(韓国)S・チチパス(ギリシャ)J・シナー(イタリア)らが優勝。昨年は現在世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)が制覇した。年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場し、4名ずつが予選ラウンドロビンを戦い、上位2名ずつが準決勝に駒を進める。
各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。また、試合は4ゲームで1セットとなり、4セット先取のノーアドバンテージ(ゲームカウント3-3でタイブレーク)で競われる。
初出場となったレヘチカはグリーングループで2勝1敗とし、2位で決勝トーナメントに進出。レッドグループを3戦全勝の1位で通過したストリッカーと顔を合わせた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにレヘチカのコメントを掲載し「今日は、すべてが思い通りにいったと思っている。昨日と今日、僕とチームはこの試合について話していて、コート上でリラックスし、できる限り楽しむことを目標にしていた」と語った。
「ドミニク(ストリッカー)はここで信じられないようなプレーをしていたから、勝ててとてもうれしいよ」
勝利したレヘチカは決勝で第4シードのB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは準決勝で第3シードのJ・ドレイパー(イギリス)を4-3 (8-6), 1-4, 4-2, 4-3 (7-5)で下しての勝ち上がり。
【決勝トーナメントの結果】
(4)ナカシマ(グリーングループ1位) vs. (3)ドレイパー(レッドグループ2位)、4-3 (8-6), 1-4, 4-2, 4-3 (7-5)
(5)レヘチカ(グリーングループ2位) vs. (7)ストリッカー(レッドグループ1位)、 4-1, 4-3 (6-4), 2-4, 4-1
【決勝の対戦カード】
(4)ナカシマ vs (5)レヘチカ