男子テニスの21歳以下最終戦Instesa Sanpaolo Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は8日、グループレッドの第1試合が行われ、第2シードのL・ムセッティ(イタリア)が第6シードのツェン・チュン…

男子テニスの21歳以下最終戦Instesa Sanpaolo Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は8日、グループレッドの第1試合が行われ、第2シードのL・ムセッティ(イタリア)が第6シードのツェン・チュンシン(台湾)を4-2, 4-2, 4-2のストレートで破り、初戦を白星で飾った。
21歳以下の最終戦は2017年から始まった大会で、これまでチョン・ヒョン(韓国)S・チチパス(ギリシャ)J・シナー(イタリア)らが優勝。昨年は現在世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)が制覇した。年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場し、4名ずつが予選ラウンドロビンを戦い、上位2名ずつが準決勝に駒を進める。
各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。また、試合は4ゲームで1セットとなり、4セット先取のノーアドバンテージ(ゲームカウント3-3でタイブレーク)で競われる。
2021年の同大会では予選ラウンドロビンで姿を消していたムセッティ。この試合ではファーストサービスが入った時に89パーセントの高い確率でポイントを獲得。自身は4度のブレークに成功し、1時間10分で勝利おさめた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでムセッティのコメントを紹介している。
「すごくよかった。去年もここでプレーしたのを覚えている。ここの観客は本当に素晴らしい。彼らは僕に余分なエネルギーを与えてくれた。自信もあるし、勝ててうれしいよ。時間が短い(ポイントの間)と焦ってしまうので、辛抱強くタイムを見て、焦らないようにしないとね」
グループレッドの第2試合でムセッティは第7シードのD・ストリッカー(スイス)と対戦する。また同日行われ予選ラウンドロビン第1戦で、第4シードのB・ナカシマ(アメリカ)と第5シードのJ・レヘチカ(チェコ)が勝利している。
【グリーングループ】
M・アルナルディ(イタリア)0勝1敗
B・ナカシマ 1勝0敗
J・レヘチカ 1勝0敗
F・パッサーロ(イタリア)0勝1敗
【レッドグループ】
L・ムセッティ 1勝0敗
J・ドレイパー(イギリス) 0勝0敗
ツェン・チュンシン 0勝1敗
D・ストリッカー 0勝0敗