男子テニスの横浜慶應チャレンジャー(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は大会最終日の6日、シングルス決勝が行われ、第7シードの綿貫陽介が第1シードのC・オコネル(オーストラリア)に1-6, 7-6(7-5), 3-6のフルセットの…

男子テニスの横浜慶應チャレンジャー(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は大会最終日の6日、シングルス決勝が行われ、第7シードの綿貫陽介が第1シードのC・オコネル(オーストラリア)に1-6, 7-6(7-5), 3-6のフルセットの末に敗れ、チャレンジャー大会で自身3度目の準優勝をおさめた。
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9月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)1回戦で、足首の負傷により途中棄権して以来の大会出場となった世界ランク227位の綿貫。今大会では1回戦で世界ランク443位の中川直樹を6-4, 6-4のストレートで下し初戦突破。2回戦では同617位の伊藤竜馬と対戦し、伊藤が途中棄権をしたため8強入り。準々決勝では第3シードの内田海智を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで下しベスト4進出を決める。
前日に行われた準決勝では、世界ランク280位のN・セルダルシッチ(クロアチア)を7-5, 7-6 (7-5)のストレートで破り、チャレンジャー大会では2020年2月のクリーブランドオープン(クリーブランド/アメリカ、ハード、ATPチャレンジャー)以来 約1年9カ月ぶりの決勝進出を果たした。
一方、世界ランク102位のオコネルは、準決勝で世界ランク331位の島袋将を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
初顔合わせとなったこの試合、綿貫は第3ゲームから5ゲーム連取を許して第1セットを失うも、第2セットでタイブレークに持ち込むとオコネルにリードを許さず、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、綿貫は第2、第4ゲームで計4本のブレークポイントを凌ぐも第6ゲームでブレークを許し、挽回することができず2時間17分の熱戦の末に敗れた。

優勝のオコネル[画像提供:慶應義塾体育会庭球部]

表彰式の綿貫とオコネル[画像提供:慶應義塾体育会庭球部]
綿貫は2019年11月の兵庫ノア・チャレンジャー2019(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)で優勝で飾っており、3年ぶりのチャレンジャー制覇は持ち越しとなった。