オリックス―阪神 3回、3ランを放ち三塁を回る鳥谷(右)と大喜びの阪神ファン=京セラドーム【写真提供:共同通信社】 阪神が11対4でオリックスに快勝。連勝を3に伸ばした。 オリックスの先発は今季6勝2敗、防御率2.64の金子、対する阪神の先…

オリックス―阪神 3回、3ランを放ち三塁を回る鳥谷(右)と大喜びの阪神ファン=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 阪神が11対4でオリックスに快勝。連勝を3に伸ばした。

 オリックスの先発は今季6勝2敗、防御率2.64の金子、対する阪神の先発は今季4勝3敗、防御率3.00の秋山。初回にオリックスが小谷野と中島のタイムリーで2点を先制したが、阪神が3回表に上本、髙山の連続タイムリーで同点に追い付くと、原口のヒットであっさり逆転に成功。さらにランナー2人を置いて鳥谷がライトスタンドに今季2本目のアーチを架けて勝負を決めた。

 鳥谷はこのヒットで交流戦通算の安打数を305本に伸ばし、単独トップに立った。投げては秋山が8回12安打、毎回走者を背負いながらも要所を抑えて2失点に抑えて今季5勝目を挙げた。

 オリックスは初回に幸先よく先制して2点をリードしたが、金子の5回2/3を8安打9失点(自責8)。背信投球が連勝中の好ムードに水を差し、「金子は少し球を揃えすぎたかな。配球も含めてバッテリーでもう少し考えながら修正できたはず」と福良監督。打線も相手の11安打を上回る計15安打を放ったが、4得点止まり。効率の悪さも響いて交流戦初黒星。チームの連勝は7でストップした。