インカレ直前特集の最終回は、三津英士監督(平8人卒=久留米工業大附)のインタビューをお届けする。チームを指揮する監督に…

 インカレ直前特集の最終回は、三津英士監督(平8人卒=久留米工業大附)のインタビューをお届けする。チームを指揮する監督に、関東学生秋季リーグの振り返りや全日本学生選手権の戦い方について語っていただいた。


ガッツポーズをする三津監督(写真中央)

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)の収穫を教えてください

 今回の秋リーグ(関東学生秋季リーグ)は、レギュラーの誰かしらがケガやコロナで、メンバーが揃わない時期が続きました。その中で、下級生や2番手3番手の選手が、自分の役割をしっかり果たしてくれて、チーム全体の底上げができたかなと思います。

――逆に課題はありますか

 僕らは「堅守速攻」というかたちをテーマとして掲げているのですが、ディフェンスでしっかり守り切れなくて相手のペースにハマってしまうときがありました。その時間が長ければ長いほどこっちのペースをつかみにくくなるので、インカレ(全日本学生選手権)に向けて修整しなければならないポイントかなと思います。

――全日本学生選手権(インカレ)の組み合わせをご覧になって、印象を教えてください

 正直、一瞬「まじか」と思いました。1戦目が大同大学さんで、西日本インカレの2位で東海リーグでもトップのチームということで強豪です。そういったチームと1回戦で当たるということに「まじか」とは思ったのですが、よくよく振り返ると、最初から強いチームと当たるなど、目標が高ければ高いほど、そこに対してしっかり分析して戦っていけるチームだと思います。戦力は整っていると思いますし、選手自身のモチベーションも高く臨めるのかなということで、今回な組み合わせは、非常に良いかなとも感じています。

――最大5連戦ということで、リーグ戦とは違う難しさがあると思いますが、いかがですか

 今年度が監督として1年目で、その前にコーチを6年やらせていただいて、さまざまな経験をさせていただきました。その上で、選手を固定して使っていくことももちろん重要なことかもしれませんが、インカレでそうすると、どうしても最後の最後で力尽きてしまうということがありました。今回の秋リーグでは、不幸中の幸いというか、ケガや病気で選手が揃わなかった分、2番手3番手の選手や、若手メンバーがすごくフレッシュな働きをしてくれて。インカレで戦っていくためには、決まったメンバーだけではなくて、ベンチメンバーも含めて一丸となって戦えるようにすることが重要です。どのような場面でも、それぞれが自分の役割を果たしていけるようにするのがベストかなと思います。

――秋季リーグからインカレまでの期間はどのようなところを強化していますか

 僕らのテーマである堅守速攻を体現できたときは、勝てているし自信にもなっていると思うので、そこをとにかく磨いていくということですね。しっかりディフェンスをして、速攻、リスタートにいく。決まらなかったとしても、バックチェックに全員で戻って、自分たちの得意とするディフェンスに持ち込む。そういった練習を中心にやっています。あとは、秋リーグの反省点であるシュートの確率ですね。シュート練習を走ったあとに練習を取り入れたりだとか、学生自身もそれを乗り越えようと頑張ってくれているので、インカレでもその結果が出てくるのではないかなと思います。

――三津監督を含め、スタッフの方々はどのような意識でインカレに臨みますか

 基本的には自然体でいこうかなと思っています。春リーグ(関東学生春季リーグ)、秋リーグを通じて、良かったことも悪かったこともそれぞれありました。それをしっかり思い出しながら、良かったところはもちろんそれを伸ばして、悪かったところは随所にあるのでそれをしっかり修正して。インカレの1回戦から力を発揮できるように、インカレの試合をイメージして、私もコーチも含めて臨んでいきたいと思います。

――インカレに向けて意気込みをお願いします

 去年は非常に悔しい思いをしました。今年はそれを良い糧にできるように、去年の経験を生かして初戦から早稲田らしさをしっかり発揮できるように、学生主体で、監督とコーチもしっかりサポートできるようにやっていければなと思います。一戦一戦、とにかく先を見ずに、一つ一つの試合を確実に勝っていくことを目指してやっていきたいと思います。

(取材・編集 澤崎円佳)