J1・柏レイソルに所属する大谷秀和が31日、自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表した。 この投稿をInstagramで見る 大谷秀和/Hidekazu Otani(@hidekazu_7_otan…

J1・柏レイソルに所属する大谷秀和が31日、自身のインスタグラムを更新。現役引退を発表した。

「26年も経ったのが信じられません」

アカデミーから柏レイソル一筋26年の大谷秀和が、現役生活に幕を閉じることを発表した。柏レイソルではキャプテンも務め、2011年のJ1リーグ優勝に貢献。またチームが降格した際にも、精神的支柱としてチームを支えた。J1通算383試合20得点、J2通算94試合3得点と堂々たる成績も残しており、ファンから愛されている大谷。投稿で自身の思いを綴った。

「強化部や監督とも話をする中で現役を続けるにあたって自分の中での基準や価値観があり、それらを総合的に判断して決断しました。」と引退に至った経緯を説明した。また「後悔は?やりきったか?と問われれば、ないとは言い切れません。万全ならもう少しやれたかもしれません。しかし20年間柏レイソルのユニホームを着て全力で戦い続けました。」と今の率直な心境を語った。

26年間過ごした柏レイソルに対し「12歳で柏レイソルに入りプロの選手と同じユニホームを着た日のことを今も覚えています。嬉しくて何度も何度も着ちゃって。そこから26年も経ったのが信じられませんが...。」とレイソルへの強い愛も綴った。最後に「泣いても笑ってもあと1試合。あと1週間。勝利という結果を得てみんなと喜ぶために変わらず準備したいと思います!」と最後の試合に向けて意気込みを述べた。

柏レイソルは11月5日にホームで湘南ベルマーレと対戦。柏レイソルの酸いも甘いも知り、どんな時もチームの顔として闘ったミスターレイソルの最後の試合に注目だ。

ファンからは「長い間本当にお疲れ様でした。この日が来てしまって悲しい😭」「大谷選手がきっかけでレイソルが好きになりました。レイソルの7番は永久に不滅です。」「様々なタイトルを取得出来たのは、谷さんのおかげです ありがとうございます そして、お疲れ様でした」など、愛されていることが伝わるコメントが寄せられている。