卓球のWTTカップファイナルズ<10月27日~30日/中国> 29日、男子シングルス準決勝で張本智和(IMG/世界ランク5位)がオフチャロフ(ドイツ/同11位)をゲームカウント4-0で破り、決勝に進出した。世界王者の樊振東を破って勝ち上がっ…
卓球のWTTカップファイナルズ<10月27日~30日/中国> 29日、男子シングルス準決勝で張本智和(IMG/世界ランク5位)がオフチャロフ(ドイツ/同11位)をゲームカウント4-0で破り、決勝に進出した。
世界王者の樊振東を破って勝ち上がった元世界ランク1位のオフチャロフと、張本の対戦成績は4勝4敗の五分。しかしここ2戦は張本が連勝していた。
第1ゲームの出足は1-4とリードされるが、張本はミドルと両サイドをいち早く攻めて、たちまち逆転で先制する。
オフチャロフ Photo:World Table Tennis
その後も相手に時間を与えない速攻プレーで、ハードヒッターのオフチャロフがいつの間にか守勢に回っている展開。
2ゲーム目は6-6から5連続ポイントで奪い、逆モーションプレーを連発した第3ゲームも11-5で取る。4ゲーム目も強国ドイツのエースに試合の主導権をまるで与えないまま、張本が快勝した。
今大会、フランツィスカ・ボル・オフチャロフと、ドイツが誇るビッグ3をすべてストレートで退けた張本。決勝では馬龍と王楚欽(ともに中国)の勝者と対戦する。
【男子シングルス準決勝】
張本智和 4-0 オフチャロフ(ドイツ)
11-7/11-6/11-5/11-7
【男子シングルス準々決勝】
張本智和 3-0 ボル(ドイツ)
11-8/11-4/12-10
【男子シングルス1回戦】
張本智和 3-0 フランツィスカ(ドイツ)
11-4/11-9/11-6