男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は24日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク45位のJ・ドレイパー(イギリス)を3-6, 6-2, 7-5の逆転…

男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は24日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク45位のJ・ドレイパー(イギリス)を3-6, 6-2, 7-5の逆転で破り、初戦突破を果たした。
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今月に行われたアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)にも第1シードとして出場した19歳のアルカラス。その時は1回戦でD・ゴファン(ベルギー)に敗れ、初戦敗退となっていた。
この試合の第1セット、16度のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったアルカラスは第3ゲームでブレークを許すと終盤で3ゲームを連取され、先行される。
それでも続く第2セットでは第1ゲームから4ゲームを連取。1度もブレークポイントを握られることなく、1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、第5ゲームで先にブレークに成功したアルカラスだったが、第8ゲームでブレークバックを許す。それでも第11ゲームで2度目のブレークを奪うとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームで3度目のマッチポイントをものにし、2時間17分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「試合の序盤は厳しい状況だった。序盤はミスが多かったんだ。このコートでは本当にアグレッシブにプレーしたかった。でも、僕にとっては他の大会よりも(ボールが)少し遅かった。それに対応しなければならなかったし、自分の問題に取り組み、第2セットでは少し戦術を変えなければならなかった」と語った。
「ジャック(ドレイパー)は素晴らしいプレーをしている。彼は本当に危険な選手で、僕は本当に集中しなければならなかった。もちろん、決して諦めなかったよ」
勝利したアルカラスは2回戦で世界ランク35位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と同42位のA・マナリノ(フランス)の勝者と対戦する。
同日には世界ランク38位のA・ブブリク(カザフスタン)と同44位のB・ナカシマ(アメリカ)が2回戦に駒を進めている。