大砲の期待寄せたヌニエスがわずか4本塁打で退団 新庄剛志監督が新たに就任した日本ハムは今季、9年ぶりのパ・リーグ最下位に…

大砲の期待寄せたヌニエスがわずか4本塁打で退団

 新庄剛志監督が新たに就任した日本ハムは今季、9年ぶりのパ・リーグ最下位に終わった。在籍した合計7人の“助っ人”も、力を発揮できなかった印象だ。日本ハムにしては珍しく、メジャーで実績のある選手も獲得したものの、投打とも厳しい成績に終わった。ここではそれぞれのシーズンを振り返る。

【野手】
○アリスメンディ・アルカンタラ内野手
97試合263打数55安打、14本塁打28打点 打率.209

○レナート・ヌニエス内野手
63試合180打数29安打、4本塁打12打点 打率.174

○王柏融外野手
15試合32打数2安打、0本塁打0打点 打率.063

 アルカンタラは、内外野複数のポジションを守れるユーティリティ性とパンチ力に期待が寄せられた。スイッチヒッターなのも大きな特徴で、4月24日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では、史上20人目となる左右両打席本塁打を記録した。中盤以降は打率が大きく低下したものの、すでに来季の再契約が発表されている。

 ヌニエスはメジャーリーグ通算56本塁打。2019年にはオリオールズで31本塁打した長打力を発揮できずに終わった。こちらは今季限りでの退団が発表された。

 また、4年目の王柏融外野手も今季は来日以来最低の成績に終わった。キャンプから一塁守備に取り組むなどしていたが、肝心の打撃で結果を残せなかった。2軍では打率.328を記録しているだけに、1軍と2軍の間の壁に苦しんだ形だ。今後の去就はまだ発表されていない。

ポンセは8月に外国人16年ぶりの“ノーノー”達成

【投手】
○コディ・ポンセ投手
14試合3勝5敗 防御率3.35

○コナー・メネズ投手
15試合1勝0敗6ホールド 防御率1.06

○ブライアン・ロドリゲス投手
22試合3勝2敗8ホールド 防御率2.20

○ジョン・ガント投手
1、2軍通じて登板なし

 最大の誤算はガントだろう。昨季もメジャーリーグで39試合に登板(21試合先発)、通算24勝という実績から先発ローテーションの一角に期待されたものの、右肘の状態が悪く、6月には一時帰国してPRP療法を受けた。

 ポンセは初勝利こそ7月と遅かったものの、8月27日のソフトバンク戦では外国人投手として2006年のガトームソン(ヤクルト)以来16年ぶりとなるノーヒット・ノーランを達成した。

 途中入団のメネズは主にリリーフで活躍。シーズン終盤に左膝を痛めて米国に帰国し、治療を受けたものの、早々に来季の再契約が発表されている。来日5年目のロドリゲスは、初昇格が7月と遅かったものの、1軍では安定した成績を残した。(Full-Count編集部)