日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は23日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している18歳の原﨑朝陽が予選から出場した竹島駿朗を6-3,7-5の…

日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は23日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している18歳の原﨑朝陽が予選から出場した竹島駿朗を6-3,7-5のストレートで破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。
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今月のITFジュニアサーキット グレードAの大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府/ITC靱テニスセンター、ハード)ではシングルスベスト4、ダブルスで優勝を果たした原﨑。約1週間後には一般の部でプロの大会への出場となった。
ストレート勝ちをおさめ2年連続となる初戦突破を果たした原﨑は試合後の会見で「序盤は良かったんですけど、後半相手が盛り返してきて、そんな中でも気持ちでなんとか押し切って勝った試合でした」と振り返った。
そして目標は「優勝です」と語りジュニア大会からの連戦となる心構え、心境について明かした。
「どちらかというと意識は全日本選手権にあって、優勝できると思っています。スーパージュニア終わってからこの大会に向けてボレーの練習をしたりだとか、照準をこちらに合わせて練習してきました」
「やっぱり誰もが優勝を目指す大会だと思うんですけど、優勝できる実力があってもなかなか優勝できない選手も多いと思っていて。それはやっぱり全日本選手権の独特な雰囲気とかあると思います。できるだけプロのなかで活躍していこうとしているなかで早く通らないといけないような道だと自分は解釈していて、いま18歳でまだ出場している選手の中では若い方なんですけど優勝目指して戦っていくしかないという気持ちで戦っています」
初の3回戦進出をかけて、2回戦では第13シードの川橋勇太と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため川橋はこの試合が初戦となる。
同日には今シーズン限りでの引退を表明している仁木拓人や予選から出場している田島尚輝菊池玄吾らが2回戦へ駒を進めた。
記者会見に臨む原﨑[画像提供:tennis365.net]