男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで2018年王者のS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク79位のM・イメル(スウェーデン)を7-5…

男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで2018年王者のS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク79位のM・イメル(スウェーデン)を7-5,6-3のストレートで破り、今季ツアー10度目のベスト4進出を果たした。
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今月のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)では決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れ準優勝となっていたチチパス。今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク33位のM・クレッシー(アメリカ)を7-6 (7-5),7-6 (14-12)のストレートで下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、第4ゲームでブレークに成功したチチパス。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックを許すも、第12ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。序盤で3ゲーム連取に成功し、1時間43分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「ここでプレーするのは簡単なことじゃない。良いテニスをしなければならなかったし、クリエイティブなショットも必要だった」と語った。
「本当に頑張らないといけなかった。彼(イメル)はもう少しでリードできるところまで来ていたが、僕が阻止した。第1セットでは粘り強く攻め続けた。あの場面はとても重要で、それを乗り越えたらあとはうまくいったよ」
勝利したチチパスは準決勝で世界ランク52位のE・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは準々決勝で第3シードのF・ティアフォー(アメリカ)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と第7シードのH・ルーネ(デンマーク)が4強に駒を進めている。