倪夏蓮のラケット捌きにWTT注目 卓球のWTTチャンピオンズマカオは19日、中国のマカオで開幕した。今月の世界卓球団体戦にもルクセンブルク女子代表の一員として出場した世界41位・59歳の倪夏蓮(ニー・シャーリエン)は大会開幕前から美技を披露…

倪夏蓮のラケット捌きにWTT注目

 卓球のWTTチャンピオンズマカオは19日、中国のマカオで開幕した。今月の世界卓球団体戦にもルクセンブルク女子代表の一員として出場した世界41位・59歳の倪夏蓮(ニー・シャーリエン)は大会開幕前から美技を披露。激細卓球台を私服姿で攻略する姿にワールドテーブルテニス(WTT)が注目。海外ファンを「みんなのお手本だ」「とっても素敵ね!」と虜にしている。

 軽々こなした。空港のような場所に設置された卓球台。幅が極端に狭く、25センチほどしかない。倪は、男子のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)とともに笑い声を立てながらラリー。2人とも私服姿だが、さすがトップ選手たち。激細卓球台でも軽々と打ち合いを演じた。WTT公式インスタグラムが17日に実際の動画を公開。位置情報はマカオになっており、現地入りの際に撮影されたようだ。

 59歳・倪の華麗なラケット捌き。文面に「モーレゴードとニーは大会に向け、すでにウォーミングアップ中」と記された投稿を目の当たりにした海外ファンからは「ニーはとっても素敵だわ!」「ニーはみんなのお手本だ!」「クールだね」「これぞスポーツのが意味すること!」「素晴らしい」「楽しんでるね」とコメントが寄せられていた。

 元中国代表の倪は東京五輪にも出場したレジェンド。世界卓球団体戦ではグループリーグの韓国戦で、世界ランク16位の29歳、同64位の26歳に2連勝。3-1でチームに金星をもたらし話題の中心に。衰えぬ技術で海外ファンを楽しませていた。(THE ANSWER編集部)