男子テニスで世界ランク213位の守屋宏紀は9日、自身のSNSを通じて2回戦進出を果たした前週の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)について「多くのことを気付かせてくれました」と振り…

男子テニスで世界ランク213位の守屋宏紀は9日、自身のSNSを通じて2回戦進出を果たした前週の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)について「多くのことを気付かせてくれました」と振り返った。
楽天ジャパンオープンに予選から出場した守屋は、予選決勝で島袋将に逆転負けを喫したもののラッキールーザーで本戦入り。2014年大会以来2度目の本戦出場となった1回戦では清水悠太にストレート勝ちで初戦突破を果たした。
2回戦ではその後同大会で優勝をおさめる第3シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦し、第1セットを先取されるも第2セット以降はストローク戦で優位に立つなど、1-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗れるも互角の戦いを見せた。
守屋はこの活躍により10日付けの世界ランキングでは前週の253位から213位へ大きくジャンプアップした(キャリアハイは2015年1月に記録した143位)。
守屋は9日に自身のInstagramを更新し、「数年ぶりの日本での試合をプレーすることが出来て、本当に嬉しかったです。悔しい気持ち、前向きな気持ち、また多くのことを気付かせてくれました。これからも自分の目指すところを忘れずに挑んでいきたいと思います」とつづった。
楽天ジャパンオープン後、韓国に渡った守屋はFILA ソウルオープン・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)の予選に出場し、1回戦で世界ランク915位の渡邉聖太を6-3, 6-2で、予選決勝で同330位の島袋を6-1, 5-7, 6-3のフルセットで破り、本戦出場を決めた。
守屋は本戦1回戦で世界ランク127位のJ・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。また同大会には世界ランク163位の内田海智が本戦ストレートイン、守屋と同じく予選を勝ち抜いた同407位の望月慎太郎と同455位の中川直樹が本戦に出場する。