2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国> 【世界卓球2022 女子決勝トーナメント準決勝 日本 3-0 ドイツ】 大会8日目の10月7日、女子団体決勝トーナメント準決勝で日本(世界ランク2位)が、ドイツ(同5…

2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国>

【世界卓球2022 女子決勝トーナメント準決勝 日本 3-0 ドイツ】

大会8日目の10月7日、女子団体決勝トーナメント準決勝で日本(世界ランク2位)が、ドイツ(同5位)をマッチカウント3-0で下し、4大会連続の決勝進出を果たした。

8日の決勝戦では51年ぶりの金メダルをかけて最強の相手、中国と対戦する。

第2試合、2022年ヨーロッパトップ16女王のハン・イン(同8位)をストレートで下した日本のエース・伊藤美誠(スターツ/同6位)が、試合後のインタビューに応じた。

伊藤美誠 インタビュー

ーすごく楽しそうな表情が印象的だったが?

そうですね。でもやっぱり1番でひなが勝ってくれたのがすごく大きくて、リラックスできたしとにかく1ゲーム目の1本目から思い切ってやろうという気持ちで入れました。

今回初めてのカットマンの選手で空気も何と言うかふわーんとしていたので、自分自身も流されずに台にしっかり入れようという気持ちでした。相手を見ながら落ち着いてできたと思います。

ーいよいよ中国との決勝

そうですね。どの選手と対戦してもとにかく向かっていく気持ちでいきたいです。対戦するのはすごく楽しみで、今の自分の挑戦者の気持ちでどれだけ戦えるかが重要になってくると思います。

中国選手も必死で向かってくるし、選手だけでなくて中国ベンチやスタッフさんも全員で倒しに来るので、自分たちもチーム全員で倒しに行きたいです。あとは一人一人の気持ちだと思います。

ー世界卓球も大詰め。ここまでやってきて団体戦はどう?

楽しいですね。ほとんどの試合に出させてもらっていて難しい試合もたくさんありました。

Tリーグ明けで「まだ疲れが取れていないんじゃないかな?いつ取れるんだろう」と思うくらいで、寝られてはいるんですがタフな状況で試合をやらせてもらっています。これが良い方向に自分の体力になれば良いです。

ー大会初め頃は調子が40%と言っていたが、今の調子は?

徐々に良くなっています。6、7割くらいは良くなってきているかな。他の選手もそうだと思いますが、タイミングも全てが合う訳ではなくてちょっとしたズレも結構あります。全体的に独特なので、はまっているという感じではないですが6、7割くらいは。

それとそこまでそこを気にせずにいきたいなと思っています。最初の予選の時は色々考えていたんですが、もうちょっと簡単に考えようと思って「イレギュラーも当たり前、バウンドが色々になるのも当たり前」と思う状態で試合がしたいと思っています。

だから今は、自分と相手に集中できていると思います。

伊藤美誠 PHOTO:Itaru Chiba

<世界卓球 女子団体決勝トーナメント準決勝>
日本 3‐0 ドイツ
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
早田ひな 3-2 ミッテルハム
9-11/11-3/6-11/11-6/11-8v

<第2試合>
伊藤美誠 3-0 ハン・イン
11-7/11-7/11-6

<第3試合>
木原美悠 3-2 シャン・シャオナ
11-4/11-8/9‐11/10-12/12-10

<第4試合>
早田ひな - ハン・イン

<第5試合>
伊藤美誠 - ミッテルハム