世界卓球団体戦女子準決勝に日本に0-3で敗れたドイツ 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を…

世界卓球団体戦女子準決勝に日本に0-3で敗れたドイツ

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)は7日、中国・成都で女子準決勝が行われ、世界ランク2位の日本は同5位ドイツと対戦し、3-0のストレート勝ちで4大会連続となる決勝進出を決めた。第1試合の早田ひなが常に先行を許す苦しい展開ながらも連続得点で大逆転。2016年リオデジャネイロ五輪準決勝で敗れた因縁の相手を撃破した。試合後、敗れたドイツの選手は日本のWエースの強さを称えた。

 ミッテルハムは第1試合で早田に第1ゲームを先取しながらフルゲームの末に競り負けた。「最初のゲームは勝った。いい形で試合に入ることができた」と話しながら「彼女とは練習で何度か試合をしたことがあったけど、チャンスがあったことは一度もなかった。5ゲーム目に8-5でリードして少しナーバスになってしまい、チャンスを生かせなかった。そこが残念。1-0でリードして後の選手につなげたかった」と最終第5ゲームを悔やんだ。

 第2試合で伊藤美誠と激突したのは中国から帰化したエース、カットマンのハン・イン。しかし、隙を見せない伊藤にストレートで完敗した。「ミマ・イトウとの試合は厳しいものになると分かっていた。ここ数試合はいつも彼女に完敗していたし、彼女は守りに対してすごく上手くプレーをする」と覚悟していたといい、「彼女を疲れさせてポイントを獲ろうとやってみたが、守りに上手く対応されてできなかった」と脱帽した。

 それでも、銅メダルを獲得したドイツ。ミッテルハムは「銅メダルを獲ることができて良かったし、うれしい。メダルを目標にしていて、それができた。ただ、準決勝の流れを考えれば、やっぱり決勝に進みたかった」と語り、ハンは「自分の試合は負けてしまったけれど、チームで銅メダルを獲れたことはものすごく嬉しい」とメダルを獲得して大会を終えたことについては一定の手応えを得ている様子だった。

 日本は今日8日午後8時30分開始予定の決勝で中国と戦う。(THE ANSWER編集部)