世界卓球で日本とスロバキアが友好の記念撮影 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が6日、中国・成都で行われ、女子準々決勝に臨んだ世界ランキング2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で勝利。4大会連続のメダルを確定させた。…

世界卓球で日本とスロバキアが友好の記念撮影

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が6日、中国・成都で行われ、女子準々決勝に臨んだ世界ランキング2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で勝利。4大会連続のメダルを確定させた。試合直後には相手選手たちの要望で記念撮影。コートに友好的なムードが漂った。中継したテレビ東京の放送でも紹介され、友好の記念撮影は「素敵」「スポーツとはこうあるべき」とネット上で話題になった。

 激闘を繰り広げたコートが温かい空気に包まれた。伊藤美誠、早田ひな、長崎美柚の順でストレート勝ち。試合終了からわずか3分ほど、スロバキアのスタッフが日本ベンチに歩み寄り、両手で四角のジェスチャーを作って写真撮影をお願いしてきた。続いて駆け寄ってきたスロバキア選手たち。日本代表は快く応じ、コート上で1枚に。両国の選手、スタッフの笑顔が並んだ。

 9月30日のグループリーグ(GL)初戦でも日本が3-0で快勝した相手でもあるスロバキア。試合を中継しているテレビ東京でも放送に映されており、ネット上では「敵味方関係なく集まってお写真撮ってるの素敵」「スポーツに国境はない」「ピースで集合写真撮ってるの可愛いね」「素晴らしい!」「凄くいい記念写真」「スポーツとはこうあるべき」「スロバキア友好的な国だね」と話題になり、多くの反響が寄せられていた。

 選手自身も感激の様子で、早田は試合後の取材エリアで「なかなかヨーロッパの選手とああやって交流する機会がないので、向こうから来てくださって凄く嬉しかったですね」と感謝の気持ちを明かしていた。3大会連続銀メダルを獲得している日本は、51年ぶりの金メダルを目指す大会。7日の準決勝はドイツと対戦する。敗れたスロバキアの想いも背負って、世界一を目指して戦い抜く。(THE ANSWER編集部)