9月30日に開幕した世界卓球団体戦、女子準々決勝。世界ランク2位の日本女子は、勝てばメダル決定の大一番で世界ランク30位のスロバキアと対戦。伊藤美誠、早田ひなの両エースが揃って出場した。

第1試合は今大会無敗の伊藤。貫禄を見せた伊藤が危なげなく、まずは1勝を掴む。

伊藤から引き継いだのは、「美誠がいると心強い」と語る同い年の早田ひな。得意のフォアドライブを繰り出すなど、苦しみながらも意地を見せた早田が3-1でスロバキアエースとの戦いを制した。

3番手は、絶好調の長﨑美柚。接戦をしっかりと勝ち切り勝利。日本女子は銅メダル以上が確定した。7日の準決勝、難敵ドイツとの戦いを迎える。

試合後、伊藤はドイツとの準決勝に向けて「ドイツの選手は色々な戦型の選手がいるので楽しい試合になると思います。私自身もチームも向かっていけるように頑張りたい」と語った。



<世界卓球 女子団体決勝トーナメント準々決勝>
日本 3-0 スロバキア
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
伊藤美誠 3-0 ラボショバー
11-9/11-1/11-3

<第2試合>
早田ひな 3-1 バラージョバー
11-9/11-7/9-11/11-6

<第3試合>
長﨑美柚 3-1 ククルコバー
6-11/11-5/13-11/11-7v
<第4試合>
早田ひな ‐ ラボショバー

<第5試合>
伊藤美誠 ‐ バラージョバー