7日からスタンレーレディスホンダ 女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕する。前日6日はプロアマ戦が行われ、終了後にホステスプロで双子姉妹の岩井明愛と岩井千怜(ともにHond…

7日からスタンレーレディスホンダ

 女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕する。前日6日はプロアマ戦が行われ、終了後にホステスプロで双子姉妹の岩井明愛と岩井千怜(ともにHonda)が取材に応じた。Hondaにとって2人は、初めての所属契約を結んだプロゴルファー。プレッシャーも感じているかと思いきや、ともに否定して「楽しみです」と声をそろえた。

 今年から大会名に「ホンダ」の3文字が入った。今季開幕前、同社と所属契約を結んだ岩井姉妹はホステスプロの位置付けになり、プロアマ戦でも笑顔を見せてプレーした。

妹・千怜「まずは2人で所属プロになれてビックリでしたし、光栄でした。そして、今大会をホステスプロとして迎えることをうれしく思います。見ている皆さんに、ワクワクして笑顔になってもらえるプレーをしたいです」

姉・明愛「ホステスプロとしての大会なので、『楽しみだな』という思いです」

 千怜はルーキーながら8月に初優勝からの2連勝で、来季のシード権を確実にしている。だが、2勝目のCATレディースを終えた翌週からは4試合連続予選落ちを喫した。「何でうまくいかないのか」と悩んだというが、現在は復調。乗り越えられた理由については「『失敗しても、まあ、いいか』と思うようにしました。キャディーさんともコミュニケーションを取って『戦っているのは私だけじゃない』と思うことで楽になれました」と明かした。

 明愛は現在、メルセデス・ランキング51位。シード権獲得には踏ん張りどころで「残りの試合で5位や3位以内に入って決めたいです」と言葉に力を込めた。ホステスプロという立場は同じだが、ツアープロとしての現状は違う。姉妹は大会を盛り上げつつ、自分のため、ファンのために戦い抜く。(THE ANSWER編集部)