2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国>大会5日目の10月4日、女子団体グループリーグ第4戦で日本(世界ランク2位)はウズベキスタン(同52位)をマッチカウント3-0で下し、グループリーグ負けなしの1位で決勝…

2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国>

大会5日目の10月4日、女子団体グループリーグ第4戦で日本(世界ランク2位)はウズベキスタン(同52位)をマッチカウント3-0で下し、グループリーグ負けなしの1位で決勝トーナメント進出を決めた。

ここまで1試合も落とさず全勝で勝ち進んでいる日本は、エースの伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)を温存するオーダー。対するウズベキスタンは平均年齢18.25歳という若手主体のチームで、ここまで0勝3敗と苦戦が続いていた。

第1試合は、初日以来の起用となった18歳の木原美悠(JOC エリートアカデミー/星槎/世界ランク15位)が、同じく18歳のマグジエワ(同277位)と対決。

相手を左右に揺さぶって危なげなく第1ゲームを先取。第2ゲームもサーブで崩し、6連続ポイントなどで突き放してゲームを連取。ベンチでも笑顔を見せる余裕の表情。勢いそのままに第3ゲームも木原のペースで進み、3-0のストレートで勝利をおさめた。

第2試合は、早田ひな(日本生命/世界ランク5位)が登場。今大会2勝をあげチームを牽引するカットマンのハジエワ(同333位)と対戦した。

第1ゲームは相手の回転の変化が見極められずミスが出たものの、3球目攻撃を軸に第1ゲームを奪取。

第2ゲームは相手の鋭いツッツキに苦戦する場面もあったが連取。第3ゲームも着実にドライブを決めて早田が勝利。冷静な試合運びで相手チームの主力を一蹴。

王手をかけた日本の3番手は今大会絶好調の長﨑美柚(日本生命/同43位)。

序盤から強烈なフォアドライブを叩き込んだ長﨑が第1ゲームは7-0と大量リード。

相手も必死に食らいつくが、長﨑のドライブが速すぎて返球することができない一方的な展開に。第2ゲーム、第3ゲームも終始圧倒した長崎が3-0のストレートで完勝。

出場した全試合で1ゲームも落とすことなくオールストレート勝利を飾った。

これで日本は1試合も落とさず、全てマッチカウント3-0でグループリーグ4連勝。

「打倒中国、悲願の金メダル」に向けて、メンバー5人全員が素晴らしい戦いぶりを見せている。


<世界卓球 女子団体グループリーグ>
日本 3ー0 ウズベキスタン
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
木原美悠 3-0 マグジエワ
11-5/11-3/11-5

<第2試合>
早田ひな 3-0 ハジエワ
11-7/11-4/11-4

<第3試合>
長﨑美柚 3-0 エルケバエワ
11-2/11-8/11-5

<第4試合>
木原美悠 vs ハジエワ

<第5試合>
早田ひな vsマグジエワ