4年ぶり開催世界卓球 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が4日、中国・成都で行われ、女子グループリーグ(GL)最終戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同52位ウズベキスタンに3-0で勝利。予選の4試合全てでストレート勝ちを収…

4年ぶり開催世界卓球

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が4日、中国・成都で行われ、女子グループリーグ(GL)最終戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同52位ウズベキスタンに3-0で勝利。予選の4試合全てでストレート勝ちを収め、GL首位突破を果たした。これで男女ともに無敗での決勝トーナメント進出。男子は12年ぶりにメダルなしに終わった前回2018年大会のリベンジを、女子は3大会連続銀メダルから51年ぶりの金メダルを目指す。

 この日は木原美悠、早田ひな、長崎美柚の3人で挑んだ日本。第1試合で木原が開幕戦以来の出番となった。同じ18歳のマグジエワを圧倒。11-5、11-3、11-5とわずか13点しか失わず、スピード決着で先勝をもたらした。

 第2戦では早田がハジエワと対戦。強烈なドライブを叩き込むなど積極的に攻め、第1ゲーム(G)を11-7で先取。カットマンを相手にしても落ち着いた戦いぶりで第2Gは11-4、第3Gは11-4で勝ち、勝利に王手をかけた。

 第3戦には強打が持ち味の20歳・長崎が登場。今大会最年少の13歳エルケバエワと対戦した。サウスポーから強烈なフォアハンドを繰り出し、第1Gは出だしからいきなり7連続ポイントを奪うなど圧倒。約3分で11-2と先取した。ベンチでは笑顔も見せるなどリラックスした雰囲気。その後も主導権を譲らず、日本が3-0で勝利。GLは全4試合3-0のストレート勝ちとなり、首位で予選突破を果たした。

 女子の前に行われた男子のGL最終戦では、世界ランク3位の日本がハンガリーに3-1で勝利。チーム最年少19歳のエース・張本智和が前日の香港戦に続く2勝をマークし、こちらもGLは4戦全勝の首位で突破となった。世界卓球は4年ぶりの開催。男子は32、女子は28の国と地域がエントリー。9月30日から始まっているグループリーグ(男子7組、女子6組)の上位16チームが5日からの決勝トーナメントに進出する。

【日本のグループリーグ戦績】(カッコ内は世界ランク)

■男子
日本 3-0 イラン(31位)
日本 3-2 ルーマニア(20位)
日本 3-1 香港(12位)
日本 3-1 ハンガリー(39位)

■女子
日本 3-0 スロバキア(30位)
日本 3-0 ポーランド(19位)
日本 3-0 ハンガリー(16位)
日本 3-0 ウズベキスタン(52位)(THE ANSWER編集部)