(C)Getty Images 巨人の今シーズンの戦いが終わった。143試合を戦い、68勝72敗3分け。4位で5年ぶりの…

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 巨人の今シーズンの戦いが終わった。143試合を戦い、68勝72敗3分け。4位で5年ぶりのBクラスに沈んだ。

 「発掘と育成」を掲げて臨んだシーズン。8投手がプロ野球記録となる初勝利をあげるなどした一方で、中継ぎ陣では「勝利の方程式」が固定できず、打線も主砲の岡本和の不振が尾を引くなど、投打がかみ合わないままシーズンを終えた。

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 原監督は「まだすべてを総括する余裕はない。一言で言うと悔しい。うまくかみ合わなかった。非常に苦しいシーズンだった。とにかく悔しい」と「悔しい」を繰り返した。

 屈辱にまみれたシーズン。3年連続のV逸は常勝軍団にとって許されない。すでに今オフはFA組を含め、大型補強に乗り出す方針を固めているが、「てこ入れ」はチームを率いるコーチ陣においても同様だ。

 水面下で入閣がささやかれているのは「ソフトバンクを常勝軍団へと導いた工藤公康氏です。在任中は確かなデータ分析を軸に、三軍まで有するソフトバンクの戦力を存分に生かし切った。発掘と育成を掲げながら、選手の育成面で苦戦しているチームにはうってつけの人材とあって、球団も熱視線を向けているとされます」(放送関係者)

 工藤氏はソフトバンク監督時代に7年で5度の日本一を達成、特に進出した日本シリーズではすべて日本一に輝いていることから「短期決戦の鬼」ともいわれている。原監督率いる巨人は2019年、20年に日本シリーズで工藤ソフトバンクと戦い、共に1勝もできずまさに「完敗」している。

 幅広い視点からなる育成手腕、豊富な戦力を生かす緻密な計算など現在のチームには足りないピースを多く備えているとあって、「優勝請負人」の工藤氏の動向に注目が高まっているという。

 さらにあの大物OBの名前も急浮上している。

 「過去に原監督が入閣にこだわった江川卓氏です。最近はYouTubeも始めるなど、野球に関する発信を熱心に続けています。巨人に関しては長年中継の解説を務めるなど定期的にウォッチ、冷静な視点が視聴者からも好評を博しています」(同)

 江川氏に関しては2011年オフに原監督が推し、当時の渡辺オーナーが入閣を画策したこともあった。現在でも巨人ファンの間では未だに根強い人気を誇る。

 現在は原監督が若いコーチ陣の育成をフロントから託されているが、年齢差もあることから、原監督に思い切って直言できるコーチが不在なこともチームが抱える問題といわれている。

 果たしてV奪回が至上命題となるコーチの顔ぶれはどのような布陣となるのか。引き続き注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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