9月30日に開幕した世界卓球団体戦、男子グループリーグ第2戦。世界ランク3位の日本男子は、世界ランク20位のルーマニアとの対戦。

第1試合、エースの張本智和が3-0で勝利し好発進。第2試合は全日本王者の戸上隼輔が3-2で接戦をものにし、勝利まであと1勝とする。 続く第3試合は及川瑞基が0-3で敗れ、続く第4試合も張本が1-3で落とした為、勝負は最終第5試合までもつれる。

その第5試合は、張本が第1試合で勝利したE.イオネスクと戸上との試合。戸上は波状攻撃で相手を圧倒、3-0で勝利した。戸上が2勝の大活躍で、日本がグループリーグ2連勝とした。

試合後、戸上は「張本選手を中国のところまで行かせてあげたいと思って戦いました」と語った。

張本は「相手の勢いに押されて立て直すのに時間がかかってしまい、2試合出る準備は少し足りなかったと思います。次は自分が助けられるように、みんなで助け合いながらまずはグループステージを突破したいと思います」と試合を振り返った。

<世界卓球 男子団体グループリーグ>
日本 3ー2 ルーマニア
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
張本智和 3-0 E.イオネスク
11-5/11-7/11-9

<第2試合>
戸上隼輔 3-2 O.イオネスク
12-10/7-11/11-9/11-13/14-12

<第3試合>
及川瑞基 0-3 セーチ
6-11/5-11/9-11

<第4試合>
張本智和 1-3 O.イオネスク
8-11/6-11/11-7/5-11

<第5試合>
戸上隼輔 3-0 E.イオネスク
11-8/11-3/11-4