■法政大vs明治大1回戦 法大 010 000 000=1 明大 100 000 10X=2 【法】●尾﨑、吉鶴-大柿 【明】○蒔田-蓑尾 ◎明治大・田中武宏監督 「蒔田がよく粘って投げてくれた。(法大の)尾﨑君からは簡単には点は取れない…

■法政大vs明治大1回戦
法大 010 000 000=1
明大 100 000 10X=2
【法】●尾﨑、吉鶴-大柿
【明】○蒔田-蓑尾

◎明治大・田中武宏監督
「蒔田がよく粘って投げてくれた。(法大の)尾﨑君からは簡単には点は取れないというのは始まった時からわかりましたし、まともにやっていてはダメだと感じていた。それを選手もわかっていた。(7回の攻撃は)直井も飯森も(バント安打は)自分の指示ではないです。自分は何もせず、選手が勝手に点を取ってくれた。こういうのも野球なんだなと改めて感じました」

◎明治大・蒔田稔(3年・九州学院)
「今シーズンは不甲斐ないピッチングを続けていたので、この1週間、自分を追い込んでやってきた。それが結果につながった。全体的には良くなかったんですけど、尻上がりに真っ直ぐで押して行って、要所で変化球も決まった。5回以降は自分としては自信がある。2回に1点取られましたけど、それ以降は抑えられていましたし、完投できる自信はありました」

◎明治大・飯森太慈(2年・佼成正学園)
「(7回のバント安打は)自分の判断です。最初はバントをする気はなかったんですけど、ファーストが途中から代わった選手でしたし、2ボールになったことで尾﨑投手が真っ直ぐでカウントを取りにくると思った。バントを決めるのが自分の役割だと思っているので、誰よりもバント練習をしてきた。(2ボールからの)自分は今シーズンから試合に出させてもらっている。与えられた役割をこなすだけ。ガムシャラに一生懸命がんばりたいと思います」

◎法政大・加藤重雄監督
「(先発の)尾﨑が立ち上がりは少し不安定だったんですけど、だんだん調子が出てきた。よく抑えてくれていたんですけど、先に勝ち越しの1点を取れなかったことが敗因ですね。ずっと点が取れていない。打つだけが野球ではないですけど、やはりヒットが繋がらなければ勢いが出ない。(明大の蒔田投手は)バラつきながらストライクが入っていて、なかなか絞り辛かった。(相手の7回のバント攻撃は)足の速いバッターだったのでバントがあるというのは常にベンチも野手も頭の中にあったんですけど、あの場面で絶妙のところに決められた。逆にうちはスクイズを決められなかった。そこの甘さがあった」

◎法政大・尾﨑完太(3年・滋賀学園)
「自分の中では打たれたという印象はあまりない。でもここぞというところで粘れなかった。そこが弱いところだと思います。(相手の7回のバント攻撃は)バントをされるというのはわかっていた。やるなら初球か2球目かなと思っていた。思ったよりも足が速かったですし、いいところに転がされて追いつけなかった」