世界卓球、日本女子は30日の開幕戦に勝利 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕し、女子グループリーグ初戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で白星発進した。中国メディア「紅星…

世界卓球、日本女子は30日の開幕戦に勝利

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕し、女子グループリーグ初戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で白星発進した。中国メディア「紅星新聞」は日本の勝利を報道。「このチームは若いが、その実力は決して軽視することはできない」とし、出場した伊藤美誠らだけでなく、早田ひならも警戒している。

 同メディアは「今回、日本女子チームは大会第2の実力を擁して世界卓球にやってきた」と伝え、「世界ランク5位の早田ひな、6位の伊藤美誠がおり、更には日本の国内で希望の星と見なされる18歳の若手・木原美悠、前回の団体戦銀メダル(出場はなし)の長崎美柚、世界ランク9位まで上がったことのある佐藤瞳もいる。このチームは若いが、その実力は決して軽視することはできない」と層の厚さを紹介した。

「日本は今回、中国女子のタイトル防衛の道で最も実力のある強力な対戦相手である」とライバル視。特に警戒しているのは伊藤のようだ。「多くの中国人にとって、真に伊藤について知ることになったのは昨年の東京五輪。彼女が水谷隼と組んで卓球混合ダブルスの金メダルを獲得したときであった。彼女はそればかりか女子シングルスの銅メダルもとっている」と記されている。

 伊藤のサーブについては「奇妙なポーズに映る。彼女のあのポーズは『逆チキータ』と言うらしいが、相手に混乱を与えるばかりか、様々な回転がボールにかかるという」と、独特のポーズと回転の脅威も伝えていた。

 また、スロバキア戦には出場しなかった早田ひなにも言及。「早田にも特別な注意が必要だ。世界卓球のメダルを5つ獲得しており、直近ではWTTでも目覚ましいパフォーマンスを見せている。彼女は今回、自身過去最高の世界ランキングで成都世界卓球団体戦に臨む」と警戒していた。(THE ANSWER編集部)