世界卓球、日本女子は30日の開幕戦に勝利 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕。女子グループリーグ初戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で勝利した。第3試合では20歳の長崎…

世界卓球、日本女子は30日の開幕戦に勝利

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕。女子グループリーグ初戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同30位のスロバキアに3-0で勝利した。第3試合では20歳の長崎美柚が登場し、3-0でデビュー戦白星。中国メディアは「驚くほどの勢いを見せた」「相手を叩きのめした」と称賛している。

 団体戦2018年大会でも代表に選出されながら、当時は出番のなかった長崎。スロバキア戦では日本が2勝して迎えた第3試合で世界卓球デビューを果たした。自慢の強打を武器に攻め立てて相手を圧倒。3-0で危なげなく日本の勝利を決め、笑顔で伊藤美誠、早田ひならと喜び合った。

 中国の専門メディア「卓球ネット」は記事で「日本は石川佳純、平野美宇を欠いているものの、伊藤美誠、早田ひなを中心に依然として名実ともに世界第2の実力で、まちがいなく中国卓球女子チームに次ぐ存在だ」などと日本の実力を伝え、長崎については「この若手はこれまで朱雨玲、伊藤美誠に勝利したことがあり、女子ダブルスでは木原美悠と組んで世界ランキング1位を保持する。つまり、実力は他の選手と同様、決して凡庸ではない」と記している。

 長崎が圧巻の強さを見せた試合については「驚くほどの勢いを見せ、11-5で瞬く間に1ゲームを先取し、続く第2ゲームも11-3の大差で相手を叩きのめした。長崎は第3ゲームも同様に相手に反撃の機会を与えず、11-5で日本チームの勝利を決めた」と称賛している。(THE ANSWER編集部)