世界卓球団体戦が開幕 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕。日本は世界ランク3位の男子が同31位のイランに3-0で勝利。同2位の女子も、同30位のスロバキアに3-0で勝ち、ともに白星発進となった。 …

世界卓球団体戦が開幕

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が30日、中国・成都で開幕。日本は世界ランク3位の男子が同31位のイランに3-0で勝利。同2位の女子も、同30位のスロバキアに3-0で勝ち、ともに白星発進となった。

 先に試合が行われたのは男子。戸上隼輔、張本智和、及川瑞基の3人で臨み、3-0でストレート勝ちした。世界ランク4位の張本は同153位ニマ・アラミヤンのYGサーブに苦戦し、第1ゲームは8-11で落としたものの逆転。雄叫びを上げながら気迫のプレーで勝利に貢献した。

 女子は木原美悠、伊藤美誠、長崎美柚の3選手で臨んだ。初出場の木原がデビュー戦を3-1で勝利し、エース伊藤も相手のカウンターに苦戦しながら物にした。3戦目の長崎も相手を圧倒。男子に続いて3-0で完勝した。

 試合後、張本は取材エリアで「どの大会でも初戦は少し硬さもあるし、それに加えて相手の思い切りのいいプレーも何本かあった。1ゲーム目を取られたのはしょうがないけど、2ゲーム目は途中でもまだリードされている状態になった。そこは反省」と振り返った。

 伊藤はテレビインタビューで笑顔を見せつつ、苦戦した試合について「こういう試合は予選の中でもある。乗り越えることが大切だと思った」と回顧。51年ぶりの金メダルに向けて「このチームならいけると思います」と話した。

 男子32、女子28の国と地域がエントリー。30日からグループリーグ(男子7組、女子6組)が行われ、上位16チームが10月5日からの決勝トーナメントに進出する。対戦国とシングルス5試合(3勝先取)で勝敗を争い、各対戦3人が出場。3ゲーム先取で行われ、第1、2試合に出場した2選手はたすき掛けで第4、5試合にも出場する。(THE ANSWER編集部)