■法政大vs早稲田大2回戦 法大 000 000 000=0 早大 010 100 00×=2 【法】●吉鶴、篠木、塙-是澤、村上 【早】○清水大、鹿田、原、伊藤樹-印出 ◎早稲田大・小宮山悟監督 「なかなか点が取れないことはわかっていた…

■法政大vs早稲田大2回戦
法大 000 000 000=0
早大 010 100 00×=2
【法】●吉鶴、篠木、塙-是澤、村上
【早】○清水大、鹿田、原、伊藤樹-印出

◎早稲田大・小宮山悟監督
「なかなか点が取れないことはわかっていたので、どうやって点を取ろうかといろいろ考えていたんですけど、(投手・清水大の先制打は)打った本人が打てるとは思っていなかったと思う。でも、ああいう形で点が入ったことで、かなりチームに勢いがついたと思います。まだ始まったばっかりですが、昨日、今日と、これ以上ない勝ち方だと思う。この夏、歯を食いしばって頑張った成果が現れた。(投手陣が2試合連続完封リレーも)まだ初戦なのでね。これが最終週の早慶戦まで、出るピッチャーがみんな素晴らしいという形を続けられたら胸を張っていいと思いますけど、まだどっち付かずだと思います。次の明治戦もしっかりとしたゲームができるように頑張ってもらいたい」

◎早稲田大・清水大成(3年・履正社)
「(6回3安打無失点で勝ち投手となり)昨日、先発の加藤がいい流れを作ってくれたので、その流れを壊さないようにと思って投げた。無失点に抑えたことは良かったですけど、先頭打者への四球だったり、反省点はあります。(先制打は)たまたまです。振ったら当たった。(先発での初勝利は)要所で粘れたことが良かった。クマ(熊田)のファインプレーもありましたけど、無失点に抑えられて良かった。怪我(1年秋に左肘を手術)もあってなかなか思うような結果を残せずにチームにかなり迷惑をかけた。その悔しいさを胸に、任されたイニングを自分の力で抑えていきたい」

◎早稲田大・熊田任洋(3年・東邦)
「(4回、追加点となるタイムリーは)昨日、本当にいい形で勝てたので今日もという気持ちで入って、(清水)大成が踏ん張って投げていたので、なんとしても1点取りたいと思って打席に入りました。(6回のピンチの場面でのファインプレーは)取った後、なんとかアウトになってくれ、という思いでファーストに投げました」

◎法政大・加藤重雄監督
「心配していたピッチャー陣は昨日、今日と踏ん張ってくれたと思います。1点を取りに行くことがいかに重要かという中で齊藤大を1番に置いたりしたが、如何せんランナーが出なかった。昨日5安打、今日4安打。これじゃあ勝てないですね。向こうのピッチャーの抜いた球、低めにコントロールされた球を打ちあぐねた。でも、向こうピッチングは良かったですが、それ以上にうちの打線が湿りすぎだと思います」

◎法政大・齊藤大輝(4年・横浜)
「個人的にもチーム全体的にもバットは振れていると思うんですけど、あと1本が出ない。形は作れていると思うんですけど、打つべきところでミスショットだったり、ファールにしてしまったり。打つべきボールはみんな悪くないと思うので、1球に対する集中力が足りなかったり、硬さだったりがあった。そこが噛み合えば得点は奪えると思うので、来週に向けてつめていきたい」