■早稲田大vs法政大1回戦 早大 000 001 100=2 法大 000 000 000=0 【早】○加藤、伊藤樹-印出 【法】●尾﨑、篠木、吉鶴-大柿、村上 ◎早稲田大・小宮山悟監督 「春、思うような野球ができずにもがいて、頑張ってき…

■早稲田大vs法政大1回戦
早大 000 001 100=2
法大 000 000 000=0
【早】○加藤、伊藤樹-印出
【法】●尾﨑、篠木、吉鶴-大柿、村上

◎早稲田大・小宮山悟監督
「春、思うような野球ができずにもがいて、頑張ってきた証だと思う。期待をしてこの秋に臨んだ中でいい形で試合ができたので、頼もしく思います。(初スタメンの山縣は)学生コーチの推薦です。守備はどこに出しても恥ずかしくない。東京六大学で一番巧いショートになれる可能性がある。守りはできて当たり前。打つ方はまったく期待していなかったんですが、ヨーイドンで3塁打を打って、驚いています。(加藤投手は)言うことないです。色気を出さず、自分をしっかりと理解した上でのピッチングをしてくれた。(春から)どれくらい成長しているのかは毎日顔を合わせているのでわからないですが、こちらに対してクソッという雰囲気がグランドの中で出てきた。自分たちでやっていこうという雰囲気になっているのが収穫です」

◎早稲田大・加藤孝太郎(3年・下妻一)
「とにかくゼロに抑えることを意識して、低めに強いボール投げた。特にどのボールが良かったというのはないんですけど、全体的に良かった。ゼロに抑えられたので良かったです。春先は試合の後半になるとボールが浮いてしまうところがあったんですけど、今日はしっかりと8回まで低めに投げられたので良かったです。次の登板に向けてしっかりと調整して今日みたいなピッチングができるようにしたい」

◎早稲田大・山縣秀(2年・早大学院)
「(初スタメンで)緊張感はあったんですけど、自分の中で野球を楽しんでということを一番に考えてプレーしました。(第1打席の3塁打は)打った瞬間は抜けてくれと思って走っていたんですけど、右中間を抜けた瞬間、3つ行けると思って走りました。(6回の先制点に繋がるヒットは)良かったです。(遊撃手として)自分はバッティングよりも守備の方が得意。自分のところに飛んできたボールは全部アウトにできるように頑張っていきたい。4年生の足を引っ張らないように、下級生がしっかりとやっていければと思います」

◎法政大・加藤重雄監督
「(試合の流れが)ぜんぜん来なかったですね。打線が繋がらなかった。繋がらなかったというよりも打てなかった。オープン戦で粘りと繋がりをテーマにやって来ましたが、まったくでした。完敗です。(先発の尾﨑は)今日に限らず、春以降、オープン戦も乱れることなく、今日も安定したピッチングをしてくれた。あまりにも攻撃の方がダメで見殺しにしてしまった。(篠木は)今のところは後ろで使いたい。本人は先発したそうなんですが、今は尾﨑も他の投手もいるので、(篠木が)後ろにいた方が脅威だと思う。それにしても今日は打てなさ過ぎました。切り替えて、明日は総力戦で、明後日に繋げる戦いをしたい。このままでは終われないです」