男子テニスで世界ランク247位の内山靖崇が主催するUCHIYAMA CUP(北海道/札幌、ハード、ITF)WEEK2は9日にシングルス準々決勝が行われ、前週優勝で第1シードの野口莉央、第2シードの今井慎太郎、第6シードの伊藤竜馬、ノーシー…

男子テニスで世界ランク247位の内山靖崇が主催するUCHIYAMA CUP(北海道/札幌、ハード、ITF)WEEK2は9日にシングルス準々決勝が行われ、前週優勝で第1シードの野口莉央、第2シードの今井慎太郎、第6シードの伊藤竜馬、ノーシードの齋藤惠佑が準決勝に駒を進めた。
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同大会は2021年に内山の故郷である札幌市(札幌市平岸庭球場)で初開催。テニスファンや子供たちにプロテニスを間近に見てもらいたいという想いや、地元北海道への恩返しの想いを込めて開催された。また、昨年はコロナ禍ということもあって無観客での開催となった。
昨年は国内ツアーのJTT1として開催され、今年はITF国際大会(賞金総額25,000ドル)として2週連続で行われている。
シングルス準々決勝では、第1シードの野口莉央が第5シードの望月勇希にファイナルセット0-5まで追い込まれるが、そこから7ゲーム連取で逆転勝利をおさめ、準決勝へ進出した。
第2シードの今井慎太郎は第7シードの関口周一にストレート勝ち、第6シードの伊藤竜馬は予選勝ち上がりの堀内竜輔にストレート勝ちで準決勝へ進出。ノーシードの齋藤惠佑は第4シードの田沼諒太を相手に第1セットを0-6で落とすも、そこから6-4, 6-3で逆転した。
前週のWEEK1では2回戦敗退を喫していた今井は試合後、「先週から自分の良さであるアグレッシブなプレーを出すことが出来ず、感覚もあまり良くありませんでした。負けてからはずっと空いたコートで練習していましたが、それが良かったのか、今日はしぶとさの中に自分らしい積極的なプレーが出せたと思います」とコメント。

今井慎太郎[写真/UCHIYAMA CUP/長浜功明]
「1年間を通して良い状態ということはないので、その中でどう対応するかが重要で、今日はいい兆しが見えてきました。もちろん優勝を目指しますが、1日1日、その日の状態を受け入れて、100%を出せるようにしていきたいと思います」と述べた。
また逆転勝ちをおさめた齋藤は、「1度対戦したことがあり、試合前からうまい選手であることは知っていました。いきなりパンとリードされることもあるだろうなとは思っていたので、ファースト(セット)を0-6で取られてもびっくりはしませんでした」とコメント。

齋藤惠佑[写真/UCHIYAMA CUP/長浜功明]
「第2セットの序盤でうまく流れを変えられたのが良かった点です。押され気味だったところをちょっとした動き出しや、リターンでポジションを上げてプレッシャーをかけるようにしました。2万5千ドルでベスト4に残るのは2回目なので、もう一つ頑張って、なんとか決勝に残りたい」と意気込みを語った。
また同日に行われたダブルス準決勝は全ペアがノーシード同志の対決となり、磯村志/ 末岡大和組、河野優平/ 楠原悠介組が勝ち上がり、決勝へ進出した。

河野優平/ 楠原悠介[写真/UCHIYAMA CUP/長浜功明]
9日の試合結果は以下の通り。
【男子シングルス準々決勝】
野口莉央[1] vs. 望月勇希[5], 4-6, 6-2, 7-5
齋藤惠佑 vs. 田沼諒太[4], 0-6, 6-4, 6-3
伊藤竜馬[6] vs. 堀内竜輔[Q], 6-3, 6-2
今井慎太郎[2] vs. 関口周一[7], 6-3, 6-0

野口莉央[写真/UCHIYAMA CUP/長浜功明]
【男子ダブルス準決勝】
磯村志/末岡大和 vs. 正林知大/松田龍樹, 6-4, 6-3
河野優平/楠原悠介vs.齋藤惠佑/田沼諒太, 6-4, 6-4
10日には男子シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われる。
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