8月29日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」アジア地区予選が各地で行われ、フィリピン代表がホームでサウジア…

 8月29日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」アジア地区予選が各地で行われ、フィリピン代表がホームでサウジアラビア代表と対戦した。

 開催国ですでに本大会への出場権を獲得しているため、強化を進めるフィリピン。この試合ではユタ・ジャズで活躍するジョーダン・クラークソンや、来シーズンからレバンガ北海道でプレーするドワイト・ラモスらが先発を務めた。

 フィリピンは第1クォーターこそ11-14と先手を奪われるも、第2クォーターにクラークソンの積極的なアタックや3ポイントシュートなどで26得点を奪い、37-28と逆転に成功して前半を終える。

 第2クォーターの猛攻でリードしたフィリピンは、後半も攻撃の手を緩めず。後半だけで47得点を挙げた一方で、失点はわずか18に抑え84-46で試合終了。38点差の快勝で通算成績を3勝3敗とした。

 勝利したフィリピンは、クラークソンが23得点6アシスト5リバウンドを記録。Bリーグ勢ではラモスが9得点6リバウンド、キーファー・ラベナ(滋賀レイクス)が8得点、レイ・パークスジュニア(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が6得点、サーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)が4得点5リバウンドを挙げた。