テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク295位のS・ワウリンカ(スイス)はラッキールーザーで本戦に進出した同112位のC・ムーテ(フランス)と対戦し、4-6…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク295位のS・ワウリンカ(スイス)はラッキールーザーで本戦に進出した同112位のC・ムーテ(フランス)と対戦し、4-6, 6-7(7-9)の第2セット終了時点で途中棄権をした。
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2016年に全米オープンを制している37歳のワウリンカ。ここ数年は度重なる怪我の影響でツアー離脱を繰り返し、同大会に出場するのは3年ぶり15回目。今回は、負傷などで長期離脱した選手に対する救済措置制度(プロテクトランキング)で出場している。
一方、23歳のムーテは全米オープンに過去4度出場し、最高成績は2020年の3回戦進出。今年は予選決勝で世界ランク174位のウー・イービン(中国)に敗れるも、ラッキールーザーで本戦に進出した。
両者は3度目の顔合わせでムーテの2戦2勝。第1セット、先にブレークを奪ったムーテが先行する。
第2セットは互いにサービスキープを続ける拮抗した展開が続くなか、ワウリンカは指と脚の治療のため2度トレーナーを呼ぶ。タイブレークにもつれるとムーテが9-7で取り、この時点でワウリンカは途中棄権を申し出た。
ワウリンカは試合後の記者会見で、「僕にとってはタフな2セットだったね。自分の思うようなプレーができなかったんだ。ちょっと苦しくなって、試合を止めざるを得なかった」と語った。
また、一時代を築いた選手たちが引退を迎えるケースについて意見を求められると「ああ、もちろん自分のことを話せば、(キャリアの)終わりに近づいているよ。それは確かだ」と答えた。
「1年以上、ケガをしていたんだ。身体的にもテニス的にも、良くなるまでにかなり時間がかかった。まだ試合が好きだから、もう少し競技を続けてからやめたいと思っているよ」
「僕としては、今やっていることが楽しくて好きな分、確実に少しずつ続けていきたいと思っている。ただ、ツアーで負け続けるわけにはいかないので、ある程度の結果も必要だろう」
ムーテは2回戦で、第21シードのファン・デ・ザンスフルプと世界ランク126位のT・マハーチ(チェコ)の勝者と対戦する。
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